第27回:チャネル別にデータを分析する

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学び
前回は、セグメントについて学びました。新規・リピーターの比較、年齢や性別などの条件を組み合わせての比較などができるということが分かりました。

今回は、マルチチャネルレポートを利用したコンバージョンに貢献しているチャネルはどれかを分析する流れを学びます。

アトリビューションモデル

 マルチチャネルレポートに行く前に、マルチチャネルを使う意味を理解しておきます。
 アトリビューションモデルとは、マーケティングキャンペーンが販売やコンバージョンに貢献している度合いを確認するための一連のルールのことです。アトリビューションモデルの狙いは、マーケティングキャンペーンとマーケティングチャネルがどのように連携して、コンバージョンの獲得に貢献しているかを確認することです。これを把握することで、マーケティングの時間や予算を最適化することができます。

マルチチャネルレポート

 ここから本題に入ります。マルチチャネルレポートでは、コンバージョンに至るまでの各マーケティング活動がどのような役割をしているかを確認できます。終点より前にコンバージョン獲得に貢献したチャネルには、「アシストコンバージョン」という貢献度が与えられます。

マルチチャネルレポートでは、コンバージョンに至るまで通った道が紐づけられているということです。

また、ユーザーが最初に関心を持ってから購入するまでにかかった時間も確認できます。コンバージョンまでの経路には、オーガニック検索、メールキャンペーンなど様々な接点があります。

アシストコンバージョンレポートには、アシストされた販売とコンバージョンの合計数と合計金額がチャネルごとに表示されます。値が大きいほどコンバージョンに貢献していることになります。

コンバージョンに至るまでの道のりを遡ることで、どこに予算と時間をかけるかが分かりやすくなりますね!

次回はオーディエンスごとに分析する方法を学びます。




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