風水はバランスを整える相学

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風水の定義って難しい。。。

占術には『命(運命)』『卜(ボク・偶然と決断)』『相(他に与える影響やバランス)』があり、風水はどこまでを⾔うのかというと、流派によって異なります。今回は風水の中でも『地相』『家相』の相の世界の話をしますので、『相』すなわちモノの配置がどう影響しあうのかを理解していく作業になります。
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陰陽五⾏説とは

陰陽説とは、光と影、太陽と⽉、生と死、男と⼥など万物を陰と陽の2極に分け宇宙の成り⽴ちを説明しようとした思想で、紀元前6世紀の中国にはその概念が存在していたとされています。五⾏説とは、万物を木・⽕・⼟・⾦・水に分類して世界の成り⽴ちを説明しようとする思想で中国最古の経典にその存在がみられます。五⾏には⽊が燃えることにより⽕が生まれ、⽕が消えて⼟が生まれる。⼟から⾦属が産出し、⾦属が冷えると水が生まれる。最後に水を吸って⽊が育つという相生(そうせい)の関係と⽊は⼟の養分を吸い、⼟は水を吸う。水は⽕を消し、⽕は⾦属を溶かす。最後に⾦属は⽊を切るという相剋(そうこく)の関係があります。この2つの思想が古代中国、漢(かん)の時代に結びつき、陰陽五⾏説が生まれ占いから漢方医学、暦、年中⾏事まで⽇常生活に深く根付いています。ちなみ方位にもこの陰陽五⾏説が配属されています。ちなみに⻄は『⾦』で⽩や⾦⾊も『⾦』ですが、単純に⻄に⾦⾊を置けばお⾦持ちというわけではありません。家相全体のバランスを陰陽五⾏説で計っていくことが一番重要なことなのです。
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地相家相に完璧はない

地相家相には必ず凶がでます。⼈生の節目、世代が変わって家主が変われば今まで吉祥だった家相も凶に変わることが多々あります。致命傷を避けて総合点で平均以上を目指していきましょう。ちなみに致命傷とはなにか︖ここが各流派や風水師によって異なります。私の場合は、まず陰陽五⾏の体質をみたうえで、玄関と水回り(特にトイレと風呂場)が⻤門裏⻤門にないことや玄関が八卦で凶の場所にないことを重要視します。次いで寝室が吉祥の場所になるようにできればその他は凶でも受忍できると考えています。

バランスを取ることが大切

風水(地相家相)に100点はありません。どこかに凶は残ります。致命傷だけ避けて、適度な凶と共存していくというスタンスが大切です。また、金運だけ上げたい、良縁だけ欲しいというように何か1つのモノのみを強化すると必ず対立する事柄が弱ります。例えば金(金運)を強くすると木(良縁・人間関係・仕事運)が弱ります。急に宝くじにあたると人間関係が悪くなるようなものです。万物は絶妙なバランスで成立しています。風水もバランスを整えるという視点が大切です。
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