第59回 後天運 戌亥天中殺

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幸運の絶頂期でも、試練の波は待っている



辰巳天中殺と並んで、天中殺現象をもろに受けるのが戌亥天中殺です。しかも、運気が上昇カーブを描いても、運勢バイオイムズが頂点にのぼりつめる絶頂期にあってすら、運気は小刻みに乱れて、そこそこに試練が待ち受けています。



しかし、ひと口に試練といっても悪いことばかりではありません。実力以上の仕事を任されたり、未知の分野での活躍を期待されたりと、やり遂げられればひと回りもふた回りもスケールアップできるチャンスは、考えようによっては好機です。

チャレンジ精神で確実にこなしていけば、天中殺現象を抑える効果も期待できるでしょう。



天中殺が明ける子・丑年ですが、前年の天中殺現象をまだ引きずります。おかげで子年は不安定な精神状態のまま過ぎていき、丑年になるとそんな自分を変えたいと変身願望が生まれます。でも戌亥天中殺は、一つのことを継続することで運が良くななるので、願望のまま終わらせないほうが無難です。新しく始めれば、6年後の未年に大きなゆがみが生まれるでしょう。



続く寅・卯年は人生の基盤作りをする好機ですが、寅年は何かと気苦労が多く、卯年には出費が重なる傾向があります。ただ、この出費は未来への投資なので、あまり気にしないでください。そして、辰・巳年の絶頂期の到来です。ところが手放しでは喜べません。運は強くても動揺があります。辰年の試練に真正面から挑戦し、やり遂げれば巳年にスケールアップします。避けて通れば次の天中殺現象に悪影響を及ぼしかねません。心してください。



午・未年はガクッと運気が落ち込み、周囲に不運なことが起こりがちです。あわただしく落ち着かない状況ですが、困った人には手を差し伸べ、慎重に過ごすのが吉です。

申・酉年になると再び運気が上昇するので、迷いを断ち切り、自分の心のまま忠実に行動すると良い結果が得られます。



災いを払い、ツキを呼ぶ過ごし方



心を鍛える事で、ダメージを最小限に抑える



常に苦難や試練が待ち受けている戌亥天中殺ですから、他の天中殺のように、2年間の天中殺期間や乱運期など危険ポイントだけに気を配る対処の仕方ではとてもカバーしきれません。その場その場をやり過ごすような一時的な対処ではなく、12年間いつ、どんなときでも対応できるフォローアップが必要です。戌亥天中殺に訪れる試練は、現れ方こそ異なりますが、どれも心にダメージを与えるもの。「心の支え」が欠けている戌亥天中殺ならではの特色です。



戌亥天中殺は、まず心を鍛え、人生を深く見直すことで運気を好転できます。支えとなるものがないのなら、何か自分だけのジンクスを作りましょう。



たとえば一日に一度、決まった時間に決まったことをしてみるとか。それは運動でもいいし、あるいは瞑想でも構いません。心を何かに投入する時間を普段から心がけて作っておくと、いざという時に波立つ心を鎮めることができ、本来の自分を取り戻せるようになるでしょう。とりわけ精神面を高める工夫を日常から心がけておくと不運に遭遇しても立ち上がりが早くなります。




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