第57回 後天運 午未天中殺

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第57回 後天運 午未天中殺
天中殺が終わった直後に、人生の変動期が訪れる
もともと冷静な判断力がある午未天中殺なので、天中殺期間であっても心が乱れたり、落ち着きをなくしてあわてることがありません。
緩やかなカーブを描いて、少しずつ運気がアップしていきます。ステップアップしながら絶頂期に達して、またじょじょに落ち着いて天中殺に軟着陸。
ぐんぐん伸びることがない代わりに、ズドンと落ち込むこともない、比較的穏やかな運勢バイオリズムです。もちろん天中殺期間なので多少のトラブルは起こります。でも、運気の波を乱すほど大きな揺れに発展しないのが午未天中殺の特徴です。
たいした消耗もせず、意外な余裕を持って天中殺明けを迎えることでしょう。
申年に入ると、するすると運気が上昇し、右肩上がりのラインを描きます。この申・酉年は午未天中殺の人生にとって、とても大切な時期。転職や独立など社会的な面と同時に生活面にも変化が大きく現れます。これを算命学では、午未天中殺特有の「人生の変動期」ととらえています。私生活でも、新たな人間関係が広がり、住み慣れた土地を引っ越すなど周囲の環境が一変します。変化は大きな幸せをつかむための「仕切り直し」ですから、前向きに考えてください。
続く戌・亥年に乱運期が訪れるので、状況に振り回されないよう、新しい環境に早く溶け込む努力をしてください。乱運期を過ぎると運気はグッと活気づきます。
子・丑年は周囲から高い評価が得られるので、昇進や栄転など思わぬ脚光を浴びることもあるでしょう。そして、寅・卯年の絶頂期。名誉運と財運両方が手に入る、まさに幸福の絶頂です。この2年間にすべての幸運が集中するので、夢を現実させるなら、この時期を目指して事を起こすといいでしょう。辰・巳年は穏やかに過ぎ、ゆるゆると天中殺へ。新しい12年のはじまりです。
災いをはらい、ツキを呼ぶ過ごし方
天中殺よりも戌年・亥年の落ち込み防止を
いくら穏やかとはいっても、それなりのトラブルは発生します。目下運が欠けている午未天中殺なので、部下が引き起こした問題の尻拭いなど関係ないのに責任をとらされる結果になりがち。多少理不尽でもあまり騒ぎ立てず、甘んじて受け入れることで上司としての株が上がります。家庭内でも子どものことで何とか波風が立ちますが、上手に受け流すことが肝心です。
それよりも、戌・亥年の乱運期が問題です。特に亥年は健康運に陰りが出やすい時。申・酉年の変動期に無理をしたり、慣れない環境に身を置くとストレートに身体に影響します。
本人に出ない場合、家族への移動現象も起きます。戌年に入って少しでも体調がすっきりしないなら、早めに専門家の診断を仰ぐことをおすすめします。また、子年は評価アップの年ですが、実力以上に期待され気味です。そのことが重荷になって思いがけないダメージを招くこともあります。決して運気は悪くないのに、精神的に追い詰められるケースもあるので、あまり高望みせず、等身大の評価で満足することが後々の運を左右するポイントです。

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