第56回 後天運 辰巳天中殺

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第56回 後天運 辰巳天中殺



天国から地獄へ急降下する天中殺



運気の波が人一倍荒い辰巳天中殺ですから、運勢バイオリズムも激しく揺れ動きます。

それも、のぼりつめたと思えば揺れ動き、下がったかと思えば、また絶頂期と同じくらい揺れ戻しがきて、ひと息ついたその次の瞬間、どん底にたたき落とされてしまう。あまりにも激しい上下運動は本人だけではなく、周囲をも巻き込んで大きな悲劇を引き起こしかねません。

そんな、ジェットコースターのように目まぐるしく変化する天中殺バイオリズムが、12年ごとに繰り返されるのです。



天中殺の始まりは、辰年になるやいなや一気にやってきます。高い崖から突き落とされたように突然、運が底をつくように感じるかもしれません。絶頂期の幸せが輝いていればいるほど、その落差は大きくなり、闇の暗さは深くなります。



すさまじい2年間が過ぎた午年は、精も根も尽き果てて、天中殺現象に翻弄された身体と心のダメージをゆっくりと回復させる、静かな癒しの時期と言えましょう。



次の未年に入るとだんだんエネルギーが湧いてきて、運気が少しずつ上昇カーブを描きます。ここで前向きに努力する土台づくりをすることで、次の2年間の財運期が実り多いものになるでしょう。

申年は経済的に恵まれ、臨時収入や思いがけない大金が転がり込むことも。酉年はその収入で財産になるもの、価値あるものが手に入ったりします。そして、絶頂期に到達。戌年も亥年も同じテンションを保てるので、安定した幸せを感じます。



続く子・丑年は気持ちに変化が現われ、自分の生き方や人生に疑問を持つことが多くなります。心の揺れから、今までと違った行動を取りたくなりますが、それが運気ダウンの兆候。寅年で一旦絶頂期まで盛り返しても、その勢いは長続きしません。何とか卯年まで保っても後は失速するばかりなので、最後の3年間はとくに注意が必要です。



災いをはらい、ツキを呼ぶ過ごし方



とにかく息を殺して、最悪の2年間をやり過ごす



かなり厳しい天中殺現象に見舞われる2年間は、辰巳天中殺にとって天が味方をしてくれにくい時期。それこそ天が足を引っ張るのではないかと思うくらい衝撃的なダメージに襲われることも。人によっては別人のような行動を取ったり、極端なケースでは命に関わる事故や事件に遭遇するなど、今後の人生を左右するようなショッキングな出来事も起こりかねません。

どんなことがあっても不思議ではない、と覚悟して天中殺に臨むしかないというのが実情。この2年間は運気を消耗しないように心して過ごしましょう。また、子・丑年に訪れる乱運期に新しいことを始めたり、冒険心からイチかバチかの賭けに出るのもタブー。この時期に始めたことは一見、成就しそうに見えますが、すぐそこに天中殺が迫っているので、いずれ裏目に出る可能性が大きいでしょう。

唯一の救いは、午未天中殺の人。午未天中殺は、辰巳天中殺の運気の揺れを抑えるだけでなく、不運にブレーキをかけてくれます。行動をともにすることで破壊的な天中殺パワーを緩和し、受けるダメージを軽くしてくれるでしょう。




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