算命学の基礎原理

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さて、前回はどのように算命学の命式を出すのかやってみました。



星にはそれぞれ意味合いがありますが、それだけではないということをチラリと紹介しました。

つまり、出る場所(方向)によって星の意味合いが違ってくるのですよということでしたね。



これから10回にかけて、各十大主星とそれぞれの方向に出た時の意味合いをご紹介したいと思います。



その前に、算命学の基本の原理を今回はお伝えしようと思います。



十大主星の世界は5つの方向に分けることができます。



方向とは東・西・南・北・中央です。



①北方(頭の場所):水性 習得本能の場所 星にすると龍高(陽)・玉堂(陰)

②南方(お腹の場所):火性 伝達本能の場所 星にすると鳳閣(陽)・調舒(陰)

③東方(左手の場所):木性 守備本能の場所 星にすると貫索(陽)・石門(陰)

④西方(右手の場所):金性 攻撃本能の場所 星にすると車騎(陽)・牽牛(陰)

⑤中央(胸の場所):土性 引力本能の場所 星にすると禄存(陽)・司禄(陰)



となります。

星にも陰陽があり、同じ習得本能でも陽の龍高星は体験学習で、陰の玉堂は机上の理論となるのです。

この陰陽の思想がとても算命学では重要になります。

物事の本質だということですね。



世の中、何事も一つでは成り立たないことを意味しているのです。

ですから、男女がいて、太陽と月があって、海と雨がありと2つで一つという考え方を基本にすると、より広い考え方や視野の広がりがあります。



例えば、自民党一党独裁ではだめで、ちゃんと野党がいなければなりません。

王様がいても、補佐役が必要です。

社長がいて、副社長がいる。

このように役割があるのです。



ワンマンでは独裁国家になってしまいますよね。

物事を成すには、陰陽思想を取り入れているところが、結局長続きします。

それが世の中の理ですから。



話を戻します。



算命学にはもう一つ大事な考え方があります。

「五行説」です。





これが五行説を図にしたものです。



つまり、各方向には様々な意味合いがあるということです。

そして、それは生じたり(応援したり)、剋したり(いじめたり)する関係が五行説です。



簡単にいうとじゃんけんの関係ですね。



例えば、水は火を消します(いじめる)。しかし、水は木を育てます(応援する)

(相生相剋理論)



これが算命学の基礎であり奥義であるというわけです。

この考え方を使って、開運に導くのです。



「陰陽五行説」



算命学のとても大切な考え方です。

これはどんなに熟練しようが、勉強を長く続けようがずっとついて回る考え方になるのです。

この図はしっかり把握できることが今後の算命学の理解には必要になります。



では、次回より方向別の十大主星の意味合いをご紹介したいと思います。
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