ネガティブな感情を昇華する

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コラム
ネガティブな感情は、良くないモノ、感じたくないモノにしがちですが。

心の中で、出現しそうになったら、
①出現を受け入れ、②認めて、②感じ切る、まで出来たら、最高です。

出現するのを認めるというのが、実は一番困難かもしれません。
私たちはたいがい、そんな良くない気持ちを持ってはいけませんと習うので。

辛い、羨ましい、悲しい、とか…

心の反応で生まれそうになると、透明マントに隠すように
なかったことにしたりします。
なかったことにする、だけなので、心のどこかには保存されます。
そういうのがモリモリ溜まっていると、他の出来事にひそかに影響します。

顕在意識でなかったことにすると
そんな感情に気づかないし、感じないし、
私(顕在意識)とは全く縁がないような認識になります。
ですが、分からないだけなので、ジラジラはするのです。

②認める、③感じ切るのも、抵抗があります。
認めるのは、マインドの作業なので、
理性とか、自分を律する姿勢が強いと認めたくないですし
実際不快だと感じるので、近づくのが怖いのです。
どうなるか分からない恐れもありますし。

それを実行したら結果どうなる、というゴールが分かると、勇気が持てるんですよね。
感情はずっと続くものではないし、強弱もあって、
変化しますから、いずれ終わります。

ネガティブであれ、自分の感じていることを受け止め、感じることは
自分を愛することなので、
苦しくていやだと思う、嵐のような時間が過ぎ去ると、穏やかで落ち着いた時間がやってきます。

③感じ切るとは、逃げずに居続けて見るということ。
嫌な気分からは目をそらしたいし、誰かに助けを求めたくなります。
だけど、自分の感情は自分で落とし枚を付けることが大切です。
自分のために。


言葉にならないもやもやが、何なのか
感情としてどうなのか、自分の感覚で整理できるとすごく楽になります。

過去の出来事で生じたネガティブな感情が昇華できていないと、
全く別の案件なのにザワザワしたり、思わぬ反応が出てしまったりします。

そして大切なのが、ネガティブな感情は悪いものではないということ。
良くないものではありません。
良くないと思うからこそ、他者のそれも許せないし、否定したくなるのです。
抑えてしまっている蓋を持ち上げられそうになるから。

だけど、瞬間瞬間でてきたもの、どんなものでも
ただ味わって、流していく
過去に引きずられずに、今ここを楽しむことを、したいものです。
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