涙はシグナル

涙というのは、マインド、理性の理解の付かない出来事だ。

涙が出るときというのは、感極まった、心の揺れの表れ。

私の経験で、涙で混乱した出来事を、３つほど書いてみる。

大学の教育実習で、３週間小学校に実習に行った時の事。

最終日の朝、全校朝礼の場（何も出番はない）で、私一人、涙が止まらなくなった。

なぜ今、込み上げてくるのか、

なぜ止められないのか、分からなくて、自分が怖くなった。

この体験は、のちのちヒーリングの道に進むきっかけの一つだ。

自分（マインドとか顕在意識）のコントロールの付かない何かあるという実感。

２つ目は、就職して７年ほど経ったころ。

頼りにしていた上司の異動が決まり、自分の立ち位置がとても不安になった。

朝の通勤時、毎日涙が出た。２か月ほど続いただろうか。

上司に依存しきっていたと、分かっていたけれどどうしようもない。

勤務中は、理性が頑張るので、何事もないように仕事が出来るけど

一人の時が怖かった。

込み上げてくるものを、止められない。

そのことが情けなくて、悲しくなる思いも拍車をかける。

私は感情を感じたら、どうなるかわからない、怖い

そういう自己イメージも出来てしまったので、感情に蓋をすることが常となった。

３つ目は、自分の癒しを進めて行き、

母との関係で、キーポイントが分かった時。

１度目、２度目の涙は、その理由が顕在意識でも理解していたけれど

この時は、顕在意識がそれほどピンと来ていないのに、

嗚咽が出るほど、盛り上がってくるものがある。

マインドではない部分がとても震えて、グラグラする。

その付属品として、涙がボロボロと、本当にボロボロと出てくる。

理由の定かではない涙。

見えない、感じない領域にあった、詰まっていたエネルギーが出ている

そう実感した時でもある。

教育実習の涙も、仕事環境変化での涙も、

その出来事はトリガー、引き金になっただけで、

それまでに貯め込んだ、別の事柄で湧いた自分の気持ち、

表に出さずに蓋していた感情がこらえきれないぐらいになっていた

と今は解釈している。

ビンゴ！みたいに

クリーンヒットした時に涙が出てくる。

セッションでクライアントさんは泣くことは多い。

どのタイミングかは、人それぞれだけれど、抑えずに泣いてもらう。

ゆっくり時間を取って、静かに味わってもらうことにしている。

放出になるし、顕在意識も分かってくれるから。

涙の理由に良し悪しはないし、

涙することが良くないことでもない。

必ず泣いた方がいいということでもない。

ただ、泣くということは、

マインドでは把握しないところで、抑えていたものがあったということで。

確実に言えることは、自分（マインド）が思っているより、みんな、ずっとこらえている。

他に、涙としては、

瞑想していて、ジワジワと目から水が染み出すみたいに出る涙もある。

ヒーリング、エネルギーワーク中に噴火みたいな涙が出ることもある。

涙が出たから浄化だとか、決めつけずに、流れるに任せることにしている。

○○だから泣きたくなった、とかの理由も探さずに。

見えない領域の、変化のシグナルだなとは思うけれど。

感情、心は、言葉やカタチという概念が適用されない領域。

悲しいとか、辛いとか、苦しい、と決めるのはただ、ラベルだとも言える。

ああ、なんか心が感じているとか

動いているな、とかでも全然いい。

それを感じて、やってみたくなった行為をすれば、いい。

そうすることは、内側で生まれた思いをカタチにすることになり、

内側が満足し、完了する。

湧いてきた思いを認めなかったり蓋をすると、未完了になり、

次の出来事が来た時に、それを抱えたまま向き合うことになり、重たくなる。

それらがぐりぐりと絡まって雪だるまみたいになって

にっちもさっちもいかなくなったりする。

私の３つの涙体験は、インパクトのあるものだけど

そこまででなくても、涙が出たら、

心がシグナル出しているんだなと、見守ってもらうといい。

重大事件にしなくてもいいけど、蓋もしないで。

ココナラメニュー、感情エネルギーの浄化ワーク

溜め込んだエネルギーを放出することを見えない領域でやるから、

サッパリします。

自分の感情はわかっているよ、とマインドは思うから

メニュータイトルは地味ですが、お勧めです。

みんな、思っているよりずっと我慢して、感じないようにしたりして

ギリギリで外の世界を捉えているので。

感情や心について、マインドが理解を深めて、敬意を示して

大切にできたら、ずっと気持ちの良い、クリアな経験が出来ます。

やりたい行為をスッと選べるし、気持ちよく感じて、経験がすんなり終わります。

メニューなどを通じて、あなたとつながることが出来たら、嬉しいです。

ご質問などあれば、お気軽にDMを送ってください。

お立ち寄りいただき、ありがとうございました。