シリーズ<ココナラ Webスクレイピング分析>その11 ココナラの1月当たり出品件数の変化

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ビジネス・マーケティング
 今回もココナラをWebスクレイピングしていきます。
 今回は、前回記事で計算した「出品番号から出品開始日の計算」をもとに、「1月当たりの出品件数の変化」を計算してみます。

<集計方法>

 前回記事の計算より、出品サービスURLの最後の番号(出品番号)より出品開始日が計算できます。逆に、日付よりその日に一番近くに出品された出品サービスの出品番号が計算できます。
 「出品番号は出品開始順で1つずつ加算で指定される」という仮定に基づけば、この計算をもとに過去の1月当たりの出品件数が計算できます。

<集計結果>
 集計結果を表にすると図1のようになります。

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図1:1月当たり新規出品件数の変化

 計算した期間は2016年3月から、2021年8月までです。
 波はあるものの、順調に増加していることが分かります。図1にさらにイベントなどの事象を加えると図2のようになります。

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図2:1月当たり新規出品件数の変化(イベント明示)

 図2には2019年6月のテレビCM開始と、2020年4月あたりからの新型コロナが流行りだした時期が重なります。これらのイベントで出品件数が増加につながっていることが伺えますね。
 ちなみに、2017年7月ごろに急増しているのは何があったかは不明です。

<前回記事>

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