競合に負けないSEO対策とは!?~ライバルに勝つために知ってくべきポイント!

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ブログやサイト運営者にとって、アクセス数・売上を伸ばすためにSEO対策は必要不可欠です。
SEOとはわかりやすく言うと、「検索エンジンへの最適化」のことです。

たとえばGoogleやYahooなどの検索サイトでキーワードを検索した際に、表示される結果で一覧の上位を狙う施策です。

SEO対策を行った場合と行わない場合でWeb集客はどのように変わるのでしょうか。
また、SEO対策は有効なのか、SEOの集客における重要性について書いていきます。

-SEOは中長期的なもの

まず、SEO対策とは時間のかかるものだと考えましょう。
例えばWEB上に広告を出すリスティング広告等は費用はかかりますが即効性を期待できます。

なぜなら、一時的に広告料をたくさんかけて露出を増やすことで一定のアクセス数が見込めるようになるからです。

ですが、その広告も露出が減れば当然アクセス数も下がってしまいます。
つまり、広告を出すということはアクセス数をお金で買うということに等しいのです。
ではSEOとはどういったものなのでしょうか。

SEOとは一言でいうと、「クオリティを高め、検索した人が満足するサイトにする」ことです。
Googleでは、アルゴリズムというGoogleが検索キーワードに対する検索順位を決定するためのルールがあり、より良い検索結果を提供することを目的に、不定期でアルゴリズム更新を実施しています。

例えば、あなたが友人に「昨日の夜は何を食べた?」と聞いたとします。
そうすると友人が、「先週の日曜日は○○に行って△△を買ってね~~」などと返答したとします。
あなたが聞きたい内容とは全く別のことを返され、あなたは戸惑うと思います。
こういったやり取りが何度も続くと、あなたはこの友人とおしゃべりする機会が減っていくでしょう。
逆に、あなたの問いにもしっかりと答えてくれて、さらに楽しいお話もしてくれる友人がいたら、その人とはより仲良くなり一緒にいる時間も長くなったりするはずです。
こういったことがGoogleのアルゴリズムでも行われているのです。

それでは、あなたが運営しているサイト・ブログが、検索してくれた人の「よい友人」になるためにはどうしたらいいのでしょうか。

それが「SEO対策」と呼ばれるもののひとつです。

-『被リンク』とは ~Googleは質の高いコンテンツを求めている

SEO対策をするにはどうしたらGoogleに評価されるのか、ということは念頭に行わなければいけませんが、Googleが求めていることは非常にシンプルです。
それは、「ユーザーの満足度の高いコンテンツ」です。
ユーザーにとって質の高い検索結果を返してあげるサイトを「良いサイト」と判断するのです。

その、「良いサイト」の判断基準のひとつとして「被リンク」です。

わかりやすくいうと、「どれくらい他のサイトに紹介されているか(リンクを付けてもらっているか)」ということです。

しかし、被リンクを増やす上で気を付けなければならないことがあります。
それは「被リンクの質」です。

ひと昔前のように被リンク数が多ければGoogleに評価される時代は終わり、現在では質の高い被リンク“のみ”が評価される時代になっています。

-質の高い被リンクとは何か

独自性や面白みのないコンテンツでは、わざわざリンクを張って紹介してくれる人はいません。
“みんなに紹介したい!”と思ってもらえるようなコンテンツ作りをしていれば自然に質の高い被リンクは増えていくはずです。

質の高い被リンクが増えるコンテンツというのは、
「質が高い=リンクを貼ってみんなに紹介したい」
という流れであることを再確認しましょう。

そして、良質な被リンクには「Webサイトの評価を高める力がある」と理解しておきましょう。

-サイトの質が上がると増える『オーガニックトラフィック』とは?

GoogleやYahooなどの検索エンジンで調べものをしようとした際に、検索窓にキーワードを入力して検索するかと思いますが、その検索結果から訪れた検索キーワードのことを「オーガニック検索」(または自然検索)と呼びます。
このオーガニック検索で目標のアクセス数を稼ぐことが出来れば、広告費も安く抑えることが可能になります。

-オーガニック検索を増やす上で大事な『検索ボリューム』

検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索される回数のことです。
例えば、「ラーメン」の検索ボリュームは月間で4,090,000もあります。
検索ボリュームが多い程、ユーザーのキーワードに対する関心度が高く、SEOで上位を獲得出来れば、サイトへのアクセスを大幅に増やすことが出来ます。
しかし、競合が考えていることもまた同じです。

あなたがラーメン屋さんだとして、サイトを用意し、月の訪問者が1万人いるとします。
そのうちの10分の1が来店してくれると仮説を立てると、サイトへの訪問者は多い方がいいということになります。

あなたも他社もラーメンについてのコンテンツ、例えば「おいしいラーメンの食べ方」といったブログを書いているとすると、どちらがSEO的にスコアが高いのか比較されています。もしあなたのブログのスコアが低ければ改善しなければなりません。

こういったスコア化したデータを見ることは通常できませんが、ツールを使えば大まかなランクは知ることが出来ます。

-SEO対策をしていれば有料検索広告は必要ない?

結論から言うと、そんなことはありません。
SEO対策はサイトの価値を上げるための非常に大事な方法ですが、成果が出始めるまでにそれなりの期間と労力は必要です。

一方で上にも書いたように、広告は短期間ではありますが一定の成果は見込めます。
大事なのはバランスで、どちらかが欠けてもあなたのサイトの魅力を100%伝えきれなくなってしまうのです。
そして、広告を出す際に難しいのはキーワードです。
リスティング広告を運用した方ならわかると思いますが、特定のキーワード、例えば「ラーメン」をキーワードにして自身の広告を上位に表示させようとすると月間の検索ボリュームも多く、競合も多いのでかなりの費用が掛かります。
また、あなたのお店がしょうゆラーメン専門店でも、ユーザーが「みそラーメン」と検索した際に広告を表示させることも出来ます。

しかし、それでは検索内容とミスマッチを起こしてしまいますが、逆に考えれば、みそラーメンが食べたかったユーザーにしょうゆラーメンの広告を見せることで「やっぱりしょうゆラーメンが食べたい!」と思ってもらえるかもしれません。

このようにキーワードの設定は非常に戦略的でもあるのです。

ただ、実際にリスティング広告を運用し始めると気になるのが競合のキーワードです。

「あそこのお店は一体どんなキーワードで広告を出しているんだろう」と考えたことがあると思いますが、これはその広告を運用している人にしかわかりません。
ただ、これもツールを使えばある程度はわかるようになります。
ちなみに、ツールを使用すると競合が出しているリスティング広告も一覧で見ることが出来ます。


まとめ

このようにSEOはサイトを運営するうえで必須の施策です。
しかし、中長期的な取り組みであるうえに、専門的な知識も必要になり、なかなか手が出しづらい部分でもあります。
その理由のひとつとして、SEOの専門家はどこをどうすればサイトが良くなる、ここが他社に負けている、など経験値であたりを付けることが出来るのです。
SEO対策を意識し始めたばかりだと、「サイトを強化しなきゃいけないのはわかったけど、どうやって?」「どんなキーワードでコンテンツを作ればいいの?」「そもそも自社のサイトも分析できていない・・・」など課題がたくさんあります。

ですので、まずは基本的な
「自社を知る」「他社を知る」「その周りの環境を知る」こと
が大事だと思います。

ツールがあればより便利ではありますが、自身で扱いきれないなら無理をして導入することはありません。
出来る人に任せてしまえばよいのです。

まずは自身のサイトをより良いものにするために、前述した「自社を知る」「他社を知る」「その周りの環境を知る」に取り組んでみてください。

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