墓地の遠隔化の問題

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コラム
最近は神社でご葬儀をされる方も増えてきました。

お墓、という言葉自体は仏教用語になります。

神道では「奥津城」(おくつき)と言います。

そしてそんな神道墓地も各地で広がっていると言うことを聞きます。

しかし、昨今、村社会から都市部へ人口が流れ、墓地が遠い、と言う問題があります。

これからは人口減少に伴って、地方も縮小を余儀なくされていくことが予測されます。

お参りするにも遠いし、両親も高齢化していく、この状況でさらに時代が進むとどうなっていくのか、宗教家はよく考えていかなければいけません。

イギリスなどでは散骨が多いと聞きます。
東アジアは儒教の影響で先祖崇拝、そしてお墓に対する信仰が高いので散骨して終わり、と言うのはなかなか受け入れられないと思います。

なので、この問題はこれから深刻化していくのではないかと考えています。

お寺さんは納骨堂を所有しているところが多いので、ずっと管理してくれるのであれば確かにそのほうがいいのかも知れません。

しかし、菩提寺も遠方であれば、近くの納骨堂にこちらへ移してくる、など、いろいろ考えていく必要があるのかも知れません。
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