●●並に大切で、●●並に難しい“のぼり”

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デザイン・イラスト
今日で5月もおしまいですね。
売る方も、買う方もココナラ活動お疲れ様です。

最近話題の健康保険証もそうですが、アナログの印刷物が廃止されてデータ管理になるなど、私たちの周りでは日々デジタル化が進んでいます。
今回、お話する店舗に飾る看板やポスター、のぼりも例外なくで、よく巷で見かけるデジタル化といえば、サイネージですね。
ただ、導入コストや管理を考えるとまだまだ難しく、外では運用も難しいので、キャンペーンや新商品登場などのスポットの販促では、まだまだ「のぼり旗」は現役で活躍できます
サービス-のぼりデザイン-2.png


今日はこんなお話でブログを書いていこうと思います。

1:のぼりとSNSの意外な共通点

今の私たちが情報を得る手段としてメインになりつつあるSNS。
フォローして見たいものは当然、みなさんが興味のあることに紐づいた様々な広告も含めて、情報が流されて読まされます。
指でスクロールする流し読みの中で、「あっ!」と目に留まると情報として読まれ販促や広告につながります。

1>流されて見せられる
2>あっ!と目に留まると気になる
この流れ、のぼりに似ていると思いませんか?
車、公共交通機関、自転車、徒歩などでスピードに違いがあるものの、流れていく風景の中で、パッと「のぼり」に目が留まり
*お店が気になって調べてみよう
*今度行ってみよう
*今、入ってみよう
などのアクションへとつながります。

スマホという小さな端末の中でのできごとか、私たちのリアル世界の等身大で起きているかの違いで、人間が行動を起こす心理のプロセスは一緒です。

ということは、みなさんがSNSを大切にするのと同じくらい、「のぼり」もリアル世界の販促では重要ということです
そもそも、SNSよりも先に、インターネットの世界ではバナー広告がありますが、あれこそ、まさにデジタル上のバナー(旗)で、まさに同じ役目を果たしていますよね。

こう考えるとアナログののぼりの価値を見直せませんか?
私たちがスマホを見る時間はたしかに長いですが、24時間スマホ漬けではなく、リアル世界で様々な風景を流し見ていますよ。

▼のぼりの大切に気づいたら、チェックしてみてくださいね♪

2:昔に比べて印刷代も安くなったのぼり

昔むかしっていつを指すのかにもよりますが、一般的なプリンタでなじみのあるインクジェット方式でのぼりを作成することにより、印刷代金は昔に比べてとてもお値打ちになりました。また、一回あたりの注文枚数も1枚からオーダーできます。かわりに、大部数をオーダーしても極端な単価ダウンはなくなりました。

発注先印刷会社にもよりますが、1枚あたり1,000円と少しの硬貨で印刷できるようになりました。
「1枚しかいらない!」という事業者様にとってはとてもありがたい話です。
オプションで、のぼりの付属品も購入できるので、ホームセンターへ走る手間もはぶけます。

昔は、のぼり印刷会社が自社印刷した大量に印刷した既製品を安く購入するのが普通でしたが、今は、オリジナルデザインを持ち込んでもTシャツ1枚と同じくらいか安く買えます

弊店サイトスグはよく「のぼりキング」を使いますよ。イタミアートと言った方がなじみのある方もいるかもしれませんね。本当にお値打ちです。


3:奥の深いのぼりデザイン

反響率の高いのぼりを作るには、いろんなポイントや手法があります。
限られた面積の中で実に様々な要素を考慮して作ります。

3-1:言葉選びが重要

すでに認知の高いお店なら冷やし中華でよく見る、毎年定番の「●●がはじまった」書くだけで広告効果がある場合もあります。
ずっとイートインだけでやってきたお店が「テイクアウトはじめました」と書くだけで、新しいことへのアピールも簡単にできます。これは、1、2年前のコロナ禍でよく見かけたのぼりですよね。
シンプルにサービスの「規格」にしぼった訴求です。

ココナラを見ていると、認知はまだまだこれからという新しい事業者さんも多くいらっしゃると思います。
どんな言葉で見る人へ訴えかけるのか、訴求のフレーズはとても大事です。
もし「どんな言葉」で見る人の心を動かそうかと迷ったら、ネットで「訴求の種類」なんて調べると簡単に勉強がきますよ。

3-2:使うシーンを超リアルに想像

デザイン以外で大切なことといえば、
*のぼりをどこで使うのか?
*のぼりはどんな人に見られるのか?
*のぼりをどこから見るのか?
*のぼりは何秒見られるのか?
などが、挙げられます。

特に大切なのは最後の「何秒見られるのか?」
例えば、片側2、3車線もある幹線道路に面するお店ののぼりだと、車の中から走行中にチラッと見えるだけですし、大学の近くで徒歩や自転車の学生さんがよく通る道のお店の場合、車に比べてのぼりを見る時間も長いです。
この見られる時間によって、のぼりに表示できる文字数(読める文字数)も変わってきます。
時には、文字ではない見せ方も考慮する必要もあります。
サービス-のぼりデザイン-3.png

3-3:生地と印刷の特性を知っていないと詰んでしまう

パソコンのモニタしか見ていないと、実際にどんな風に印刷され仕上がるか分かりません。
紙印刷物もそうですが、印刷されるものによって色の乗り方や、鮮やかさ、見え方などがまるで違います。私もたくさんの経験や失敗で学びました。
特にのぼりは、相手が生地です。モニタ通りになんか印刷されません。

そして外で使います。この生地を天気の良いちょうど「午後2時」くらいに見ると、実は意外と●●に見えてしまうんです。これをご存知ないデザイナーさんでは、お客様とイメージをモニターで見ながら「いい色味」と盛り上がっていても、いざ、のぼりを設置してみると「●●!」となることが多く、のぼりとしては致命的です。


4:まとめ

記事の前半でSNS並に大切な販促ツールとわかりましたね。
のぼりを見て行動を起こすプロセスや背景はSNSとなんら変わりありません。スマホの中の話か、リアル世界での話かの違いにすぎません。

チラシに比べて内容は複雑ではなく一見簡単なのぼりデザイン。
その役割は大きいですが、モニタを見ているだけでは、本当に良いものは作れません。
直接会わないが大前提のココナラでは、現場を見たことがない、仕上がりを見たことがない、お客様の競合を見たことがないなど、いわばバーチャルなデザイナーさんも少なくありません。

デザインはパソコン一つ、スマホ一つでどこにいてもできる時代ですが、リアル経験値がないと「こんなはずではなかった」というトラブルが多いのではないかと思います。

のぼりの大切さを理解して、もし、リアル経験値のあるデザイン屋を検討されたい場合、弊店サイトスグも候補の一つに入れてみてください♪


今回も、最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
売る方も、買う方も、みなさんのココナラ活動が有意義なものになりますように♪



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