見積を依頼する際、気を付けるべきこと。

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ビジネス・マーケティング
主に、当方、ネットショップサイトの営業補助アプリ、ソフトウェア、システム開発をさせて頂いてます。

皆様から、多くのお見積もり頂いており、その中で、気づいたことがございますので、現在システム開発の依頼を考えておられる方、依頼作成に、お困りの方と共有できればと思い記載しております。

まず、自動化システム限らず、”主となる”機能を1つ特定しエンジニアへ伝えられては、どうでしょう?

なぜ、1つなのかというと、望まれることが多くある場合でも、ほとんど追加実装していく(アップデート)ことで最終的には望まれるシステムは、開発可能だからです。

一気に「メルカリとAmazonからデータを収集し、ヤフショとかヤフオクとかQoo10へ出品したいのですが、可能でしょうか?」や「在庫管理も可能でしょうか?」と質問され、エンジニアが「可能です」と返答し、「メルカリでも出品可能でしょうか?」と繋がっていった場合…

当然、使用するネットショップサイトや機能が増えれば、見積額は、跳ね上がってしまいます(下がることは、ないでしょう)
また「◯◯機能を使うためAPI登録しろって言われても、それってどうやるの?」「各商品の送料設定はどうするの?」、「在庫管理は、毎日自動でできるの?」など、ご依頼者様にとってヒアリングしたい不明点や気になる点が、その対応サイト分&追加機能分、加速度的に増えてしまいます。
 こうなると、御見積依頼を出されたご本人様自身が、御見積額を見て「結局、わたしにとって、どれが一番重要なんだろう」シンドロームに陥ってしまわれることが・・・よくよくお見かけします💦

なので、出来る限り、まず主となるシステム”1つ”を特定して、最小構成で見積もりをだすようにしてみてください。優先順位、プライオリティといった部分ですね。(パレートの法則から、自分にとって、主の面倒なタスク20%を自動化させることができれば、80%面倒な作業は解決できるみたいな。)

「Amazon→Qoo10へ一括商品登録したいです」というように。

主たる機能が決まれば、あとは、見積もり等、一旦、プロに任せてはいかがでしょうか?予算内であれば、サンプルツールを作成してもらうなどすることで、ご依頼者様の懸念点や質問したい事柄を大幅に低減することができて、効率的になります。

 また一旦プロに任せる理由について…家屋、新築の家を建立するのと同じように、システム設計を考えて頂けると分かりやすいのではないかと思います。

 例えば、建築法を全く知らない素人の方が、新築の家を建立しようとしていいたとします。エンジニア(建築家)に、見積もりを出す際、60mの5階建ての家屋を建築家に「デザインしてください」…と依頼をされても、その地域が、50m以内の高さの家屋しか建立出来ないという条例が敷かれていたら・・・そのデザインでの建立は、無理ですよね?

 正確には、ムリではなく、デザイン自体は可能ですし建立することも可能です。ただし、条例違反となり、結局住めませんよね?これと同様に、ご依頼者様の指示通りでは、物理的に不可能なことがシステム開発でもありえます。
 ネットショップで商品登録する際も同じで、例えば、商品バリエーション(カラーやサイズ)の総数が最大100種で、バリエーション名の文字数1,024byte以内という制約があるサイトとかもあるわけです。

そんなややこしい制約は、開発エンジニアでもない限り、まずわからないですよね💦他アカウント停止される理由など、ほとんど皆さん曖昧です。細かな約款とか、ほどんど読まれないので。

 ゆえに、外せない必須要項のみ開発者に伝え、あとは条例(仕様)に詳しい、プロに一旦任せて仕様に準拠した御見積ツールを開発していただくのが良いと思います。それなら、アカウント停止の確率も大幅に低減できます。
その後、希望される機能は、ご購入後追加していくのが、ベターだと思います。

 ベストは、自分でプログラム設計図を引いて、建立だけ工務店(エンジニア)に依頼されることでしょう。
 しかし、これは、さすがに難しいので、ベターな選択をされるのが、よいのではないかなぁと思うわけでございます。

<上記のプログラム開発方法:アジャイル開発>
 アジャイル開発は、ソフトウェア開発の手法の一つで、大きなプランを立ててから開発を進めるのではなく、小さなタスクを短い期間でこなしていくことで、段階的にシステムを構築していく方法です。

この手法では、開発チームと顧客が密接にコミュニケーションを取り合い、顧客のニーズに合わせてシステムを構築していくため、開発が進むにつれて、システムの変更や追加を柔軟に対応することができます。

また、アジャイル開発では、小さな単位での開発が行われるため、開発チームは常にプロジェクトの進捗状況を把握し、問題があれば早期に発見・修正することができます。

このように、アジャイル開発は、柔軟かつ迅速な開発を可能にする手法であり、顧客のニーズに合わせたシステムの開発に適しています。 出来る限り、当方も、お客様が安心してご購入前いただけるよう、無料でサンプルツールを作成しておりますので、よろしければ、お声がけくださいませ。


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