時間に余裕を持つこと

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小説がなかなか進まず、気づいたら締め切り間近になっていた。短期間で集中して仕上げ、何とかぎりぎりに提出……。プロでもよくあることです。

文章の内容、長さによっても異なりますが、私は締め切りから逆算し、余裕のあるスケジュールを組みます。その通りにならないことも多いのですが、締め切り当日や前日には外出の予定を入れない、など、あらかじめ工夫をしておくことで、締め切りに間に合わせることができます。

急な事情などでどうしても間に合いそうにないときは、編集者さんに連絡をし、締め切りを伸ばしてもらえるようにお願いします。雑誌などの場合、原稿を落とされるのが一番困るので、編集部のほうも、余裕のある日程を作家に伝えていることが多いです。たいていは数日程度ならOKとなります。

また、雑誌でも書籍でも、入稿したあと原稿が「ゲラ」(実際の本や雑誌のレイアウトに文章が落とし込まれ、校正の方がチェックを入れた原稿)になって戻ってきて、それを作家が確認し、必要に応じて修正するという作業がありますが、締め切りを伸ばしてもらった場合は、ゲラチェックをなるべく早く行うなど、配慮します。(ちなみにこの「ゲラ」の前に、小説では「手直し」が必要な場合もあります)

応募原稿の場合、プロと違って、「ゲラチェック」や「手直し」があるわけではないので、応募の段階の原稿が「本番」です。

ですので、締め切りぎりぎりに書き上げるのは避け、少なくとも1か月前には書き上げ、十分な手直しや推敲の時間をとるべきだと思います。







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