神秘の値段:占い師の日記

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占い
陰陽師がかつて気象予報士も兼ねていたのはとても合理的で、「明日の天気も当てられないのに未来も当てられないのか」と問われた時に、「当てられますけど」と返すためではないかと思う。

今期の大河ドラマ『光る君へ』の安倍晴明はとても不敵で、朝廷で絶大な影響力を持ちながら、当人が所謂「ホンモノ(霊能者)」なのかポーズが上手いだけなのか、計りかねる人物設計となっている。

さて、今日は占いの鑑定料について書く。

現状は下記の根拠の値段設定としております。

・鑑定にかかる時間
・作業にかかる時間
・イラストの材料費
・厄払い

占い師にも色々いて、
無論、詐欺目的の方は超高額でどんどん引き伸ばして、むしろお客様が幸せになって占いに来なくなったら困るような方もいれば、
そもそも丸1ヶ月、全集中でそのお客様を鑑定するために、サラリーマンの月給分は請求なさる方もいらっしゃる。
勿論、成果の評価はお客様次第なので、金額に
見合うサービスかどうか、確認しましょう。

さて、最後の「厄払い」ですが、
駆け出しという訳でもないのに占いというサービスをして、
何かポリシーがあるわけでもないのに無償で済ませてしまう方もいらっしゃいますが、
危険だと思います。
いくらかでも金銭を頂戴した方が良いと思います。
これは相手に対して占いというエネルギーを与えたのだから、こちらの何かが枯渇する可能性があるわけです。
無論、そのまま「お客様から悪いものをもらった」と肉体的に脆弱になって寝込めるなら良いですが、令和は占い師も一般人に混ざり生きる時代、かつての霊能力があれば誰か従者がついたり、座敷牢に放り込まれて都合の良い時だけ呼ばれるような存在ではないのです。
その時に、「こちらのサービス・時間を渡した」見返りに、「金銭」というエネルギーをもらうことはとても大切です。
金銭もエネルギーの一つ、「与えっぱなし」はお金というエネルギー交換の知恵がある限りは、決して美徳ばかりではない。

大河ドラマの安倍晴明が帝の子を呪えと言われた時に、「タダでは出来ない」と一度は断ろうとしたことを思い出しつつ。


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