色鉛筆画の技法と紙について

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デザイン・イラスト
こんにちは、tomo_drawです。
プロフィール写真やアイコン画像にも使える
似顔絵の販売をしています。

今回は色鉛筆画での技法を紹介していきます。
といっても僕は色鉛筆画を誰かに習ったり技
法書を読んだこともなく独学ですので、これ
から発見していくことや描き方が変わる場合
があります。
違った事を言っているかもしれません。
あくまで参考にしてみて下さい。


【色鉛筆画の技法と紙について】
ココナラで販売している色鉛筆を使った似顔
絵商品はケント紙という紙にファーバーカス
テルのポリクロモスという油性色鉛筆で制作
しています。

まず紙について
色鉛筆画は、使用する紙によって表現が大き
く変わります。
紙には細目のものや荒目のものなどがあり、
荒目のものは目を活かした柔らかい表現など
に向いています。
目が荒く紙の表面に凹凸があるため、色が入
らない箇所が出来るからです。

ケント紙というのはツルッとした高級紙で、
僕はムラなく色を塗りたいのでこの紙を使っ
ています。


色鉛筆の芯について
前回、色鉛筆の芯の硬さについてお話しまし
たが、例えば、硬い芯の物は動物の毛並み等
を表現するのに向いていますし、芯が柔らか
い物は面を塗るのに向いています。
紙の目が荒い画用紙などに柔らかい色鉛筆で
描くと、フワッとした柔らかいタッチの絵を
描く事ができます。


色鉛筆画の技法
ある面を塗る時、縦の線で赤色を入れていき、
横の線で青を入れていくと、視覚的には紫色
に見えます。
これが色鉛筆画のオモシロイところです。

縦横斜めと何度も重ねていく事で色を濃く、
豊かにしていく事ができます。
曲線を使うこともあります。
紫色鉛筆を使わず、青と赤を重ねて紫を表現
する方が個人的には美しく感じますし、楽し
い。
なお、僕は基本的に力を入れずに何度も重ね
て色を濃くしてゆくので、多い時では4,5回線
を重ねていきます。
この彩色の方法が私流の色鉛筆の技法であり、
醍醐味です。


白色を使う
白色はどこで使うのか、始めた頃は疑問でし
た。しかし、濃い色を薄い色で伸ばして馴染
ませていく事に気がついた時、白色の使い方
がわかりました。
色を馴染ませるように白色を使うと、肌の質
感などがより滑らかになります。
あえて使わない事もあります。


色鉛筆の技法について少し書いてみました。
絵のご依頼、ご質問などあればお気軽にメッ
セージ頂けたらと思います。

では、また。

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