あえて、売れにくいテーマを選ぶという思考とは

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ビジネス・マーケティング

売れ筋の横道に潜むテーマを見つける

サトシです。
コツコツ書いていますか?
初心者の出版に役に立つ情報を発信しています。
今回は、電子書籍のテーマを考えてみます。
ネットで出ている売れるテーマをそのまま実践しても売れません。
電子書籍のテーマを選定する時に、売れ筋のテーマで稼ぎましょうと
よく言われていますが、信じないでください。
そこは競合が渦巻くレッドオーシャンです。
初心者が戦える場所ではありません。
初心者が必要なのは売れにくい人気の少ない場所で戦うことです。
でも、ここにも罠が潜んでいます。
人がいないところでは見込み客がいないということです。
考えるべきは、売れ筋の横道にそれた細い路地を狙うということです。
キーワード選定の最初のビッグキーワードは多くの人がいる売れ筋で
そこから絞り込んで2つのキーワードを付け加えて
ロングテールキーワードにした路地裏の市場を狙うのです。
母体数が大きい市場からのニッチな路地裏ですから
人気もそこそこある場所です。
ここでは、売れ筋の路地裏をねらうテーマについて考えます。

売れるテーマは本当に売れるのか?

ビジネスにおいて常識を疑うことにも意味があります。
電子書籍を作る時にそのテーマは売れると言われるテーマで
作るのが常識ですが、それって本当でしょうか?
売れるのは事実かもしれませんが、こんなふうに考えてみます。
売れるテーマの本を作る人が100人いて1000冊が売れるテーマと
売れないテーマの本を作る人が1人いて10冊売れるテーマがあるとします。
どちらも1人当たり10冊が売れると仮定できますが、
売れるテーマは競合が99人います。売れないテーマは独占状態です。
どちらが可能性があるでしょうか?
多分売れるテーマは1人10冊ではなく100人の中の一部の20人くらいが
1000冊の売り上げを取って、残りの80人は売れないと思います。
パレートの法則ですね。
上位2割の人が売り上げを作るわけです。
では、売れないテーマで誰も作らない本を作ったとすると
たった10人の人しか見込み客がいないとしても独占で競合はいません。
ブルーオーシャンな市場になります。
でもたった一つ、売れ筋の路地裏にある絞り込んだテーマであることが
必要です。売れ筋のテーマから絞り込みましょう。
このように、戦わない思考で商品を作ることも意味があるのです。
弱者の目指すべき市場かも知れません。
ニッチを目指して絞り込んだテーマで本を書くということを
言われますが、同じことですね。
もう一歩踏み込んで売れないテーマで本を書く思考も持ってください。
そして、常識はうのみにせずに自分自身で考えて作るという思考を
持ってください。決してそれが正解でないからです。

電子書籍と読者のマッチングで売れます

結局、競合のいないテーマで書いた本と読者をマッチングして
そこに出会いを生み出す情報発信をすることができれば
売れる本になり得るということです。
少ない読者を独占的に集めるブログを作ることで
欲しい人が集まり、あなただけしか出していない売れないテーマの本に
共感してもらいファンになって買ってもらう事で、
作る本を継続して買ってくれる属性の高い見込み客に
なってもらう事ができます。
一般常識だけに捉われないやり方でやってみることは
あなた独自の情報を作り出すためには必要な考え方になります。

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