前回、新規顧客の価値は自分が思っているよりも高い。
一度の取り引きで終わらせるよりは、定期的に取り引きが発生するビジネスモデルの方が適している、と説明しました。
しかし問題があります。
サブスクって嫌ですよね?
今までもサブスクをしてこなかったわけではないのですが、ユーザーの声を聞くとサブスクよりは買い切りのほうが良い、という声が圧倒的です。
なぜかというと、月額料金が毎月ツールを使って稼がなければならないハードルに思えてしまうからです。
例えば、毎月5,000円とか10,000円の月額料金が掛かるとすると、それが毎月クリアしなければならない心理的ハードルとなります。
ツールを使って稼げるノウハウを確立しているのならいいのですが、そうでもなければ長くは続きません。
実際、長く続けてもらえる方は少ないです。
なので考えるべきは、サブスク料金に対するコンテンツ充実度です。
一体いくらが適正か?
難しいですよね。
しかし類似モデルがあります。それは「格安SIMの料金」です。
細かい説明は省略しますが、格安SIMの料金というのは各社がマーケティングを駆使して導き出した「この価格であれば安いと思ってもらえる=辞めないだろう料金」です。
価格帯としては1,000円前後です。
レンタルサーバーの定位プランもこれくらいです。
サブスクをやるなら月々1,000円前後で利益を上げられる仕組みを作れるかがポイントとなります。
続きます。