[第16回公募]持続化補助金 事業計画書について

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ビジネス・マーケティング
近日に第16回公募がスタートすると言われている小規模事業者持続化補助金、申請には事業計画書を作成する必要があります。

審査は、この事業計画書を中心に行われますので非常に重要となります。ここでは、計画書に記載すべき項目について実際のフォーマットを元に記載項目をご紹介します。
※電子申請では、申請サイトに各項目を入力します

1.企業概要について
ここでは、申請者様の企業(事業)について記載します。創業の時期や従業員数、店舗等の場合は営業日・営業時間等も記載します。
また、自社のサービスについての概要や、売上規模・売上推移等も記載してもOKです。

自社の業界について全く知識がない方が、短時間で見ても理解できる内容であることが重要です。

2.顧客ニーズと市場の動向について
次に、自社の事業の業界動向や、顧客について分析した内容を記載します。
どういったお客様がターゲットでどういう市場性があるのか、出来れば客観的なデータ等も記載すると尚良しです。データを引用する場合は、引用元を明記してください。

3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み
ここでは、自社のサービスについてです。自社サービスの強み、同業他社との違いを明確に記載してください。

同業他社がある中で、何故自社のサービス・商品が良いのか、自社の強みはなんなのかということをしっかり示します。品質なのか、価格なのか、或いは他社には真似できないなにかがあるのか、しっかり自社を分析し記載しましょう。

4.経営方針・目標と今後のプラン
ここでは、どちらかというと中長期的な目標について記載します。企業としてどうなっていきたいのか、どう売上を上げていきたいのか、人員体制はどうする予定か等、具体的な数字を交えて記載してください。
計画書①.png
次に、補助事業(補助金を申請する投資内容)について記載をしていきます。
1.補助事業で行う事業名
ここは、今回申請する補助事業についてです。
例えば「看板設置とチラシ配布による知名度UPの取組み」「〇〇の機械を導入し新商品の開発(または生産性向上)」などわかりやすくまとめたものを記載します。

2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容
次に、1に記載した取組の詳細説明を行います。具体的にどういう取り組み、投資をするのかを出来るだけ詳しく記載しましょう。
チラシを作成するのであれば、どれくらいの枚数を作成しどれくらいの期間で配布をするのか、等も数字を明確にして記載します。

3.業務効率化(生産性向上)の取組内容(任意記入)
ここは、任意記入とされていますが、補助事業(投資する内容)が生産性向上につながるものであれば、必ず記載しましょう。

〇〇で作業時間が短縮されるといった記載の場合、ここも具体的な数字を記載してください。

4.補助事業の効果
最後に、補助事業(投資内容)をすることで、どれくらいの効果があるのかを明記します。ここも、単に売上推移等を記載するだけではなく、補助事業→効果について根拠ある説明を心掛けてください。
宣伝広告等の場合、どの程度のレスポンスを見込んでいるのか等、注意して記載しましょう。
計画書②.png


以上、簡単ですが記載すべき項目についてご紹介しました。
自社の強み等は事業者様ご自身が最も記載出来る内容だと思います。自社の強みや課題を見直しながらしっかりと計画書に落とし込んでください。






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