ホームページから望み通りの結果を出すためには、突破しなくてはならない3つの壁があります。
世の中の約8割のサイトは、その3つの壁を意識していない、あるいは知ってはいても準備不足のため、ほとんど結果が出ていません。
・問い合わせに繋げる。
・メルマガ登録してもらう。
・電話をかけてもらう。
・商品を購入してもらう。
目的とするところはそれぞれですが、望み通りの結果を得るためにはいずれも共通して、3つの壁を突破する必要があります。
突破しなくてはならない3つの壁。
それは・・・
■ホームページから収益を上げるための3つの壁
第1の壁:見ない・読まない
第2の壁:信用しない
第3の壁:行動しない
ひとつずつ、解説していきますね。
第1の壁 見ない・読まない
ユーザーは、多忙で、超せっかちです。検索で気になるサイトがあって、クリックしたとしても、なかなか表示されなければすぐに離脱してしまいます。
ですからまず、サイトデザインや構成がどうのという前に、表示速度が早くないといけません。
表示速度を上げる!
やや古いのですが、2017年と2018年にグーグルがサイトの表示速度と離脱率の関係を調査しました。
ページ表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加、5秒で90%増加、6秒になると106%、10秒まで遅くなると123%増加すると報告されています。
遅くても2秒以内!
ユーザの約50%が2秒以内のページ表示を期待し、読み込み速度が3秒以上かかると40%のユーザが離脱する。
出典元の記事を今は確認できませんが、アメリカではそんなデータがありました。
遅くても2秒以内に表示させることを目安としておくべきでしょう。
表示速度を上げるには、画像サイズが的確であること、動画を多用しないこと、ワードプレスサイトなら読み込みが遅くなるプラグインやプログラムを組み込まないこと等が対策となります。
ファーストビューでユーザーをグッと引き付ける!
表示速度が遅いのは問題外として、多くのサイトが失敗しているのはファーストビューです。
ファーストビューとは、ホームページを開いたときに最初に表示される部分。
繰り返しますが、ユーザーは多忙で、超せっかちなので、必要ないと感じればすぐに離脱します。
逆にいえば、ファーストビューでユーザーを引き付けることができなければ、どんなに素晴らしいコンテンツを持っていても大失敗します。
何をおいても、ファーストビューでユーザーを引き付ける要素を組み込まなくてはいけません。
ファーストビューに盛り込むべき、3つの要素
ユーザーを引き付ける要素とは何か?
ぞろ屋でサイト制作をするときは、3つの要素を盛り込むようにしています。
■ファーストビューに盛り込むべき、3つの要素
・ターゲットを絞る
・ターゲットの不安・悩み・痛みを突く【ベネフィット】をキャッチコピーにする
・他社との違いを示す
この3つを、言葉(キャッチコピーやオファー)、デザイン、画像、動画、アニメーションなど、視覚的に表現できるあらゆる要素で盛り込みます。
戦略、マーケティングを理解しないと作れない
ただし、この3つの要素を的確にファーストビューへと反映させるには、ホームページを制作する以前に、徹底的なリサーチと準備をしなくてはなりません。
具体的には、顧客の不安・悩み・痛みなどを知り、競合の強み・弱みを調べて、その上で自社の強み・弱みを分析し、最終的に「誰に、何を、どのように」伝えるのか、決めてからでないと、結果の出るホームページは作れないのです。
なので、デザイナーやプログラマー的スキルだけでは難しいんですね。
戦略、マーケティングをある程度理解しなければ、結果の出るサイト制作は絶対にできないと思います。
ユーザー心理に沿ったコンテンツ配置
ファーストビューでユーザーをグッと引き付けることができれば、あとはいかに、自社の商品・サービスに興味を持ってもらうかです。
大事なのは、ユーザーの立場に立って、ユーザーがストレスなく知りたい順番で伝えていくシナリオ作り。
シナリオ作りにはいくつかの型がありますが、業種業態、ユーザーの認知レベルや商品・サービスにより複雑に構成されていくものなのでここでは、勝てるシナリオが大事だというにとどめておきます。
第2の壁 信用しない
ユーザーは、カンタンに信用してはくれません。認知されていない事業、業態、商品であればなおさらです。
ですが、第1の壁に比べると、突破するのは比較的容易です。
信用を得るためには、たった2つの要素をかき集めてくるだけで良いからです。
信用を得るための2つの要素
ホームページで信用を得るための要素は、以下2つです。