20歳、30歳代の若者への提案

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ビジネス・マーケティング
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コロナ禍で自分の人生目標を見失う若者が多い。大学を卒業して会社に就職するというキャリアパターンが今も昔も当たり前のように存在する。その道を進む若者はこんな事を考えて頂きたい。

会社は従業員を利用する。決して家族と同じ扱いはしない。従業員の時間と労力をお金で買う。利用するだけ利用して会社の経営が悪くなるとコストが一番高い人件費を削る。リストラである。

若ければ大丈夫と思っているとあっという間に50歳代になる。その時、自分の価値をうまく会社にアピールできないとリストラ対象になる。この会社はリストラなんてやらないと信じている方は夢の世界に住んでいる。

今は大きな変化の真っ只中。今までの常識が非常識になる。今の若者は過去から受け継がれた常識を疑うべきである。自分たちで新しい常識を作れば面白い人生を送れる。

私には二人の息子がいる。息子たちはすでに親元を巣立って独立した生活を送っている。彼らが巣立ちするときにこんな助言をした。

「会社は社員を利用する。お前は会社を利用すべきである。会社は自分の目的のためにある。必要な経験や知識を得て自分の目的を達成するために利用する。

転職は今の会社で得られない経験や知識を得るためにする。会社で得た経験と知識を使って自分の夢を実現させる。一つの会社で使い捨てられる前に会社を使い捨てにする。

会社は自分の目的のために利用する。」

私は終身雇用制度が生きていた高度成長時代の人間である。息子たちは低成長時代で大きな変化が起きている社会で生きていかねばならない。世間一般の常識はもう死んでいる。


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