使用フォントの移り変わりについて

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久々のブログ更新です♪

文字を書く出品をしている人の多くはフォントにこだわるのではないでしょうか。
私もフォントは大好きです。
ですが、似非なので詳しくはありません。
サンプルを見て「可愛い」「綺麗」と思ったらとりあえず規約を確認してインストール。
機会がなくてそのまま使わないフォントもあります。
ちなみに、PCの中には、プリイン有料無料合わせて998種類のフォントが保存されています。
今、このブログを書くために個数を確認したんですが、つい「あと2個で四桁か……」と呟いてしまいました。
明日には大台に乗っているかもしれません(笑)

それだけ集めている私ですが、パッと見てわかるのは、明朝系かゴシック系か手書き系か、ということだけ。
むしろ、特殊なものは「えっと……君はいったいなんなんだ?」となります。
そんな初心者なので、その中のさらに細かい分類までしろと言われると、お手上げです。
ほら、あれです。
アニメが好きだよ、っていう人でも、画像見て「あぁ、これは○○年に放送された▼▼っていう制作会社の◆◆っていうアニメだよ。監督は◇◇氏で、主人公の声優は▽▽さん。有名なのは、制作中に●●という事件が起きたことだね」まで言える人って、早々いないじゃないですか。
私は「あ、◆◆ってアニメだよ。面白かったなぁ」くらいの人間です。
同じくフォントも「あ、明朝系だ。漢字と平仮名のバランス、読みやすいな」くらいな感じです。
(伝わるのだろうか……)

同じ意見の人も多いだろうと勝手に思っているのですが、私は画面で見るプリインストールの明朝体が大嫌いです。
印刷した文字を見ると「美しいな」と思うのに、液晶で見ると気持ち悪くなるのはどうしてなんでしょうか……。
ゴシック体も、明朝体ほどではないですが、なんだか嫌な気分になります。
集中して読めなくなるというか、モヤモヤするというか。
なので、執筆の際は基本的に手書き系のフォントを使っていました。

基本的には「あずきフォント」です。
「マジメすぎず、可愛すぎないフォント」という言葉通り、液晶上でも印刷上でも適度に可愛く、適度に読みやすいフォント。
その上、同人誌、同人ゲームでの使用も可。
さらにはJIS第二水準漢字まで網羅してくださっているというのだから、もう、もう。
10代の頃に出した同人誌関係の本文は基本すべて、あずきフォントを使用させてもらっていました。

ですが、あずきフォントは「マジメすぎず、可愛すぎないフォント」です。
当時、高校生の年代だったにもかかわらず小学生並みに字が汚く、いわゆる「丸文字」を書けなかったことがコンプレックスだった(当時流行っていたお手紙交換がどんなに苦痛だったか!)私としては、もっと丸っこい、女の子女の子した文字に憧れもありました。
そこで、あとがきの文字には「あくび印」様の「あくびん」というフォントを使用させてもらっていました。
(今、このブログを書くためにひさしぶりにあくび印様を調べたら、閉鎖されていました(´・ω・`)私がフォントにハマるキッカケになったサイト様で、ここ10年ほど、更新がなくなり、期間限定ダウンロードのフォントも時期が来てもダウンロードできないままでしたが、たまに覗かせてもらってたので結構ショックでした……)

ですが、文学賞に応募する原稿となると、さすがに手書き系のフォントを使うわけにはいきません。
いや、規約に明確に「フォントは○○」と書かれてはいないので禁止ではないのでしょうが、一応、常識として。
しかしながら、前述した通り、私は液晶で見る明朝体が大嫌いです。
しばらくは、あずきフォントで執筆して印刷時に明朝体に変換、という手間をかけていましたが、これが結構大変で。
変換だけならctrl+Aでやっちゃえばいいので簡単なんですが、微妙にレイアウトが崩れるんですよ。
なんでワードの文字数行数指定まで崩れるんだ……! とイライラしながら、結局は大嫌いな明朝体を見ながら調整する日々。
そして、私は思いました。
「そうだ。なんかこう……液晶に合う明朝体を探そう」

最初に出会ったのは「花鳥風月」「春夏秋冬」「清風明月」というフォントでした。
これは中々よかった。
明朝体ではなく、厳密に言うと手書き系に入るらしいですが、それでもなんというか、ペン習字のようなフォントなのであまり違和感なく使うことができました。
そんな頃、私はcoconaraに会員登録をしました。
サービスを出品するにあたり、小説ジャンルの他の出品者を確認して……。
「あー、やっぱりみんな、明朝体だよなぁ……」
と、いうわけで。
再度、自分に合った明朝体探しをはじめました。

そして出会ったのが「うつくし明朝体」です。
coconaraでの出品直後はこちらを使用していました。
それから「さつき源代明朝」を経て(多分、2本くらいしか使っていない超レアフォントです)、現在の「源暎ちくご明朝」に辿りつきます。
「源暎ちくご明朝」を使いはじめて、3年半くらいでしょうか。
「さつき源代明朝」までは、プライベートで執筆する趣味小説はまだ「あずきフォント」を使っていたのですが、今はすべて「源暎ちくご明朝」に統一しています。

未だに、プリインストールで入っているような「一般的な明朝体」を液晶で見るのは大嫌いです。
焦点をどこに合わせたらいいかわからなくなって頭がグルグルして、酷い時は吐き気までします。
目が滑る、というのでしょうか。
文字の境目がわからなくなるというか……説明しにくい状況になります。
本当、なんなんでしょうね?
結果的に、合うフォントが見つかってよかったと心から思っています。
なにが言いたいか微妙な感じになってきましたが、つまりは。
これまで使ってきたフォントの移り変わりについて、です。
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