人間関係につかれたなら課題の分離をしよう

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コラム
(人間関係に悩みがある)という経験は、ほとんど方がお持ちで、

多くの方は(相手の言葉や相手のありえない態度を変えるべきでしょ。相手次第で全て上手くいくのに。。。) と、思うのではないかと思います。

私も、そう思う自分を、当たり前だと思う場合が多かったのですが、

自分ではなく相手を変えよう、相手に変わってもらおうとすることは 
非常に難しいので、建設的ではない。のですね。

不満を態度で示したり、アドバイスをしても、

人は自ら変わろうと思わなければ、変わることは難しいのです。


人間関係を変えたいなら、相手を変えようとするのは潔く諦めることをオススメします^^

〈諦める〉というより

〈明らかに見極める〉です。

(相手のここが気に入らないから変わってほしい)と、相手を変えようとしているなら、明らかに見極めて諦めましょう 。



私は人間関係改善に、自分の考え方を変えてきました。

以前の私は (私が正しい)と思うことが度々あり、その考え方が、相手とのコミュニケーションの障害になっていたのです。

なぜなら、相手と自分は違う考え方を持っていて、
相手には <相手の正しい>という思いがあるし、
その時々で、正しいの選択も変わってくるから

相手には相手の世界(考え・思い・感覚)があり、あなたの世界(考え・思い・感覚)とは違うものを持っています。


家族という、血の繋がりや、自分の人生に影響が大きい人間関係では、
相手と自分の違いが見えなくなりやすいのですが、

この各々が持つ世界の違いを、しっかりとあなたの腑に落とせたら、
人間関係は非常に楽になり、相手との関係性も良好になってきます。


人間関係の変化のひとつとなる考え方に、『課題の分離』があり、

心理学者のアドラーは以下の様に言っています。
「その課題に対して、相手がどう思っているか?その課題に対して、最終的に責任を取るのは誰か? そして、相手の感情や相手の態度に[自分には関係ない]と相手の課題に介入しない。」
つまり、相手を理解しようとせず、自分の思うような相手になって欲しいと 相手にアドバイスしたり、相手を操作しコントロールしようとするのは、

過度の介入です。

これは相手に対して『変わってよ』 という傲慢な態度を取っているということになります。

[あなたと相手は違う]から。



なので、もしあなたが変えられないことに一生懸命になって苦しくなっているならば、変えられることに焦点を向けましょう。


その変えられることとは<自分の思考>です。

<<自分の思考が変われば、相手に影響する可能性はあります>>


そこに目を向けましょう。

とはいえ(どう目を向けるの?)と思われたと思いますので^^、
具体的に説明しますね。


例えば 〖なぜか相手の機嫌が悪い〗とします。

この様な場面で、自分の脳内に起こる思考に目を向けましょう。

多くの場合は、
(何か悪い事した?私が原因?機嫌取るべき?)などと、自分の感情がブラされイライラし、

その結果、
相手の機嫌を取ってその場を収める。又は、ただ悶々とし続ける
となるのが、見えてきそうですが^^

しかし、事実は、相手の機嫌が悪い本当の理由は本人しか分からないのです。


ここで、一旦感情に流されずに『課題の分離』を取り入れ、

『そうすることで最終的に責任を取るのは誰か?』

と考えてみる。

そうして(私には関係ない)とキッパリ見極め影響されない。

とするのが、課題の分離です。


この様に、日頃の思考に、課題を分離を取り入れるか?
いつもの思考パターンに従うか?

を自分で選択する為には、

(なぜ、相手は機嫌が悪いのか?)
(なぜ、自分は機嫌を取るのか?)
(お互いの課題は何か?)
(それは、自分が出来る事か出来ない事か?)

と自分に問い、課題を分けて自分の思考を振り返りましょう。

[本当の自分の思い知り、相手に分かりやすく伝えたり、自分で感情のコントロールをする]というのは相手の課題です。
[相手の態度の背景を考え、相手が本当は何を求めているのか理解しつつ、自分の本当の思いを伝えたり、相手の機嫌に影響を受けない]というのは自分の課題です。

課題を分けて相手と自分の間に線を引ければ、相手と自分の自立になります。


課題の分離が出来ずに、相手との関係が依存関係であり、その関係を変えたいならば、
課題の分離をして自立することは、いずれはお互いの幸せになります。


あとは、実行する勇気。

これを持って、課題を乗り越えていく為にも、

正しさについてを、考えるきっかけとして、今後のブログでも発信していきますね♪




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