Twitter運用代行の注意点

記事
ビジネス・マーケティング
旧掲示板層と中年層とネタ文化の巣
文字をメインでやり取りするプラットフォームなので、どうしても民度が下がります。RTという拡散機能があり、良い面での拡散も悪い面での拡散もできてしまい、URLも貼れてしまうので怪しいビジネス系やスパム、フィッシングも入り乱れつつ、中年のストレス発散や暇つぶし、旧掲示板の層が入り混じって非常に厄介な側面があります。

一般ユーザーはTwitterで時々愚痴を投稿したり、トレンドをみたり、地震の時に見たりするくらいで普段はほとんどアプリを開きません。

まともな一般ユーザーはTwitterに1日に1回ログインすれば良い方で、数分タイムラインを眺めて終わりです。Twitter代行でアプローチすべきなのは、この一般ユーザーなため、一般ユーザーの多い曜日と時間を見極める必要があります。
・朝5時から7時
・金曜から日曜
この時間帯はTwitterがおそらく最も安全で、まともな一般ユーザーに遭遇できるチャンスがあるタイミングです。お出かけ前に、お店やレストランなどの公式アカウントの情報を見たり、寝起きの目覚まし代わりにTwitterのトレンドでちょっと情報収集したりするくらいのもので、このタイミングでタイムラインに浮上できれば理想的です。

夜や夕方は冗談抜きの魔境になるので、民度が非常にアレだった当時の掲示板と同じになっていると考えたほうが良いです。

ネタやテンプレというような投稿スタイルも多く、他人の写真や投稿を盗用するアカウントも多いです。本気で作った図解なんかはTwitterにアップしてはいけませんし、必ずそういう画像には透かしを入れましょう。Twitterでやれば全部冗談で済むと思っている層もいるので、怪しいアカウントや言動が危険で攻撃的なアカウントは先行ブロックとミュートをしましょう。

2023年7月時点ではお金を支払えば誰でもTwitterBlueという認証マークを付けられるので、余計のヤバい承認欲求の人たちが溢れていて、オラついているアカウントが多く、中年の更年期なのかストレスいっぱいで日中や深夜などの就業時間帯にバンバン投稿してるアカウントもあるので、そういう層だと割り切って触れ合わないようにする必要があります。

Twitterの運用代行をする場合はここまでが大前提です。以下がメインの活動です。

投稿は画像と動画メインに

Twitterでは揚げ足取りやなんとか炎上にもっていこうとする層がいるので、コンテンツで差別化する必要があります。言葉狩りする層(それを目的として楽しんでいる層がいる)を避けるために動画や画像での情報発信がある程度効果的です。

15秒未満の動画に中身を詰め込んで、テキストは完結に、ハッシュタグを少しつけるくらいにすると健全優良なユーザーだけが見てくれます。

当たり障りのないテキストを

主語を書かないか、主語をものすごく小さくし、または、主語を必要としない抽象的で反論のしようもないようなテキストにするか、公式企業の公開しているスペックなどを書くだけの投稿にすると無難です。誤字脱字なら直して投稿し直せばいいだけなのですが、どこまでもミスを追求し続ける変なアカウント(なぜそこまで躍起になってしょうもないミスを追いかけるのか謎)もあります。

ネタっぽく運用すると変なのが湧く

ネタ文化に基づいたリプや引用RT、画像やコンテンツのMADや盗用を良しとするような流れに持っていってしまうと、一定の層は獲得できますが、ジブリの公開した画像で公序良俗を考えずに投稿しているような層にまでアプローチしてしまうので良いことがありません。

こういう変な層は、コンバージョンにはつながらず、インプレッションも増やさず、お金も出さず(出せない層)、揚げ足取りと文句だけは言えて、普段の投稿には反応しない、ミスだけ取り上げて大騒ぎする層です。だいたい共通点絞るとそうなります。変な層にアプローチしないために、ネタっぽい発言は控えたほうが安全です。

普通に犯罪者やストーカー、旧掲示板のヤバい価値観のアカウントまで入り乱れている状態なので、下手にネタを理解していると思わせるととんでもないのが沸いてきます。発言、テキストには注意して、ヤバい人たちが常に影で見張ってると思ったほうが良いです。

時間と曜日で住み分けするのがオススメ

よくある謎の朝活、おは戦なんちゃらをやっている層には、カモを狩ろうとしているビジネス系スパムアカウント(フィッシングや投資系に誘導するヤカラ)もいるので、それだけ気をつけていればだいぶまともです。

ビジネス系スパムはキャッチーな言葉を文頭に書いて釣るスタイルが、攻略法として販売されているためそれに従って「ユーザーを釣る」書き方を必ずします。1つの投稿で答えを書けるのにわざわざ1つ目の投稿に流すのも釣ってインプレッションを伸ばしたいからで、あなたの興味を引いて少しでも数字を取るとしているからです。稚拙、かつ、誰でも調べれば分かるレベルの事を真偽混じりで堂々と、出典も明記せずに書いているアカウントはほぼスパムのビジネス系アカウントです。アイコンも顔写真で、〇〇のプロとか書いてあることが多く、薬機法違反発言や誤情報の拡散をしているため、どれだけまともそうな雰囲気があっても通報対象とすべき場合が多いです。

文字表現が稚拙、ビジネス営業のような言い回し、冗長表現、あえて不必要な表現を使うなど、営業トークで喋るのも特徴で、紳士に間違いを指摘しているアカウントは無視、肯定発言には反応するという行動を取るのも9割型ビジネス系スパムです。オンラインサロンや詐欺師グループがそうやるように指示していて、そういうマニュアル通りのやり方をしているアカウントです。

残念ながら、そういう営業トークにカンタンに騙されるユーザーも多いので救いようがないですが、Twitter運用をする時に、スパム系のやり方に手を染めると、ユーザー層もかなり残念な感じになります。フォロワーの質がカンタンに騙される層だったり、かまってちゃんばっかりだったり、承認欲求を満たしたいだけだったりするので、手法として誤りです。

図解と動画多めに時間・曜日を絞って

本気で伸ばしたい場合は、透かし入りの図解と動画(5秒から10秒)をメインのコンテンツにして、曜日と時間を調整して投稿しましょう。

ジャンルによってはまともな人が多い層もありますが、ネット文化に慣れている玄人健全ユーザーにフォローしてもらうには、まず、あなたのアカウントがそういうアカウントになる必要があります。運用していく段階でビジネスっぽいと思われれば、玄人健全ユーザーからは足切りの先行ブロック解除されますので、残念なやり方はしないようにしましょう。

また、Twitterのまともな一般ユーザー層はかなり少ないので数字にこだわらずに地道に伸ばしていきましょう。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す