結婚式プロフィールムービー☆オススメその2☆

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前回のブログでは、結婚式での映像演出「プロフィールムービー」について、放映するタイミングや写真に乗せる文字を私なりの見解で書きました。
今回は、写真を選ぶ際のポイントをいくつか提案させていただきたいと思います。
今回も私の独断と偏見なので、参考程度にご覧ください。

プロフィールムービーに使用する写真を選ぶのも、かなりの労力と心労がありますよね。
平均的なプロフィールムービーの写真を用意する枚数として、新郎様15枚、新婦様15枚、お二人写真10枚ぐらいが多いかと思います。
「これまでの自身の人生を、15枚の写真に絞れと言うのも少なすぎて。」と思われるかもしれません。
結婚式に列席されるいろんな方面のゲストを想いやるあまり、「あの人との写真を入れたい、この人との写真がない、全く気に入る写真がない、入れたい写真があれもこれもで収拾がつかない。」等の混乱も出てきたりします。
あくまでも、ご自身のこれまでの人生を映像で見ていただくと言うのがプロフィールムービーです。
あまり周囲の人に気を使わず、ご自身の人生を振り返って想いが強く残っているお写真を選ぶのが一番だと思います。

15枚の内訳で言いますと、生まれてから幼少期までで6枚、小学から高校くらいまでで5枚、大学から現在までで4枚くらいがバランスよく収まります。
生まれてから小学生までの間は、両親が撮ってくれた写真がたくさんあると思います。
中学生くらいから一気に写真も撮らなくなり、学生時代の写真が全くないと言うお客様もたくさんいました。
学生時代の写真が抜けるのも、みている人は「うん?」といろんな想像をして面白いかもしれませんが、卒業写真の一部からでも構いませんのでなるべく探してみてくださいね。
それでも出てこない方は、あきらめて小学校高学年まででひっぱりましょう。

逆に写真が多すぎて選べないと言う方もいらっしゃると思います。
それでも最終的な枚数が20枚とか30枚、40枚になってくると、長くなりすぎて1枚1枚の重みが少なくなってしまいます。
印象強く、想いが伝わり、また時間的な制限もあることから、各パート15枚が目安となります。
(もちろん多くの写真で楽しく余興的に見せたい場合などは、これに当てはまりませんので気になさらないでくださいね。)

写真を選ぶポイントとしては、ハイチーズ!的なかしこまったカメラ目線の写真より、「思い切り笑っている」「何かに集中している」「思い切り泣いている」「走ったり飛んだり叫んだり」等の動きのある写真が、その時の感情も見えて笑えたり泣けたりの共感ができるので良いと思います。
もちろんそればかりでも疲れてくるので、寝ていたり塞ぎ込んでいたり、家族でハイチーズ!等の写真がちょこっと間に入るとベストです。
ひとりやふたり、または数人で写っているものをランダムに選べると、映像に変化が出て更に良いと思います。

映像を制作する側から、注意する点の要望を申し上げますと、
・なるべく大人数(卒業の集合写真や成人式の集合写真等)は避ける。
(どこに本人がいるか一瞬ではわからないのと、ほぼ全員無表情なので)
・写真に背景がない、顔だけがドアップだったり余白がないものは避ける。
(映像比率→基本16:9に入り切らず見切れてしまう)
・縦写真よりも横写真が16:9の横映像には使用しやすい。
等々、他にも要望はありますがこのくらいで。
あくまでも制作側の要望なのであまり気にせず選んでくださいね。

今まで数々のプロフィールビデオを見てきた中で、私が一番感動した映像をお伝えします。
新郎新婦様それぞれで、ご自身が生まれる前のお母様が妊娠中のお写真から始まり、幼少期から学生時代を経て社会人になり、これで映像は終わるのかなと思うと、最後に号泣している赤ちゃん期の写真が登場しました。
お母様からお子様への感謝の気持ちが文字で綴られていて、とても感動的だったのを覚えています。
写真の順番や文字の出し方、それぞれの構成も様々な方法があります。
プロフィールムービーを作られる際、おしゃれやカッコよさももちろん必要な要素ではありますが、誰に向けて何を伝えたいのかも良く考えて写真選びや文字構成も考えると、もっともっと価値のある物になると思います。

前回も書きましたが、
もし「自分たちでどうしていいかわからない、決めきれない」と言う方がいらっしゃいましたらぜひ相談してください。
大切な人に感謝のムービーを送りましょう。
それが「プロフィールムービー」です。
※あくまでも個人の意見ですので「違う!」と思われる方々はごめんなさい。

「人生の宝物になるようなムービーを」が私たちの想いです。


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