結婚式に必須アイテムとなっているプロフィールムービー。
どんなムービーにするか悩んでいる人はたくさんいるかと思います。
とにかく派手にしたい方、おしゃれにこだわりたい方、楽しく笑える物にしたい方、感動的にしたい方、その他それぞれ想いはたくさんある中で、どのような形にするのか迷いますよね。
これまで数百件、数千件の結婚式に撮影者として参加し、私の経験から感じるオススメのプロフィールムービーをご紹介していきたいと思います。
あくまでも私の独断と偏見なので、参考程度にご覧くださいね。
今では映像演出が結婚式には欠かせないものとなっております
まずは、プロフィールムービーを「どのタイミングで放映し、何を伝えたいか」が重要になってくると思います。
最近ではほとんどの方達が、ご自身のお色直し中に放映して皆様に楽しんでいただくと言う形が多く見受けられます。
「おしゃれや、派手に余興的に」との想いで放映される場合はいいかもしれませんね。
「笑いを取りたい、感動させたい」との想いで放映される場合は、やはり新郎新婦様とゲストの方々皆様で視聴し「想い」を共有したいところです。
私の経験の中で、いちばん感動し心に残るプロフィールムービーの演出場面は、やはり披露宴終盤のご両親への花束贈呈前になります。
これまで育てていただいたご両親への感謝の気持ちを伝えるムービーが、最高に感動的なものとなります。
逆に、ご両親から新郎新婦への想いを伝えるムービーもオススメです。
どちらも会場全体が感動の渦に巻き込まれます。
結婚式は、今まで育てていただいたご両親や兄弟、親族の皆さま、関わっていただいた友人や同僚の方々に感謝の気持ちを伝える場だと思います。
育ってきたご自身の生い立ちを年代ごとの写真に添った文章で伝えるのではなく、感謝の気持ちを込めた文章で綴るのもいいと思います。
ただ、感謝の気持ちを綴るとかなりの長文や手紙的になってしまうので注意が必要です。
実際にあった事柄を細かく綴ってしまうと、写真と文章が読みきれなくなってしまいます。
「想いを簡潔に」と言うのも難しいですが、例えば両親だけにスポットを当てて感謝を伝える文章にするのもオススメしています。
お友達や親族の方々は、自分たちが育ってきた中で関わってきた方々です。
自分たちからご両親への気持ちが詰まったムービーを、同席し一緒に見るだけで共感し感動していただけると思います。
プロフィールムービーの制作依頼を受けるたび、「どんな文章がいいかわからない、思いつかない」との相談を多々受けております。
写真選びも同じですが、もし「自分たちでどうしていいかわからない、決めきれない」と言う方がいらっしゃいましたらぜひ相談してください。
大切な人に感謝のムービーを送りましょう。
それが「プロフィールムービー」です。
あくまでも個人の意見ですので「違う!」と思われる方々はごめんなさい。
次回は実際に写真を選ぶ際に「こうした方が想いが伝わるよ」と私たちが思うオススメをお伝えしたいと思います。
「人生の宝物になるようなムービーを」が私たちの想いです。