龍神様について
早いうちに筆が乗ったのでまた書き連ねていく。
実はうちの父にも龍神様が付いた。
母は私が読んだ本を読んで龍神様が付いたのだが、うちの弟と父に付いた龍神様は例外中の例外で、私が仲介役になって弟と父に付いている。
「彼奴に付きたいんだが、話を通してくれんかね?」
とまぁこんな感じで父に話して付くことになったが、、
父は今色々あり、龍神様を信じることができないそうだ。
それはそれは落ち込んでいて、
「出自まで教えたんに、、何故信じられんかね、、」
とこちらが不憫に思うほど凹んでいて、慰めてるうちに知恵熱が出た。
そして母にも龍神様がいるし、そちらに行ったらどうか?とお話し、母にも許可を取ったら大丈夫とのことだったので、大喜びで母の龍神様と連れ立って実家に帰って行った。
さすが夫婦の龍神様、仲が良い。
帰った後に熱も引いたため、やはり父の龍神様の不安によるものだったのだろう。
そして母の龍神様、大変力がお強い方で初めてお声が聞こえた時は風呂上がり、髪の毛を乾かしている時だった。
「そのガーガーうるさいものはなんだね!!」
激怒してました。はい。
タイミングが悪いというか、なんというか…
「どちら様ですか?」と聞いたら
「お前の母親に付いた龍神だがね!
お前が声が聞けるってことで挨拶じゃ!」
と。
大変お強い神様で、豪快豪腕。
母に何かあるとドーン!と言った感じで現れ、
「あのバカタレがお前の母親に〜!!」
などと愚痴りに来られる。
また母に嬉しいことがあると、
「ガッハッハ!ワシええことしたのう!
母親も喜んでおろう!」
とニッコニコで報告しに来られる。
そして父の龍神様が母の元に行くと決まった時も、
「同族がおるのは楽しいもんよのう!
そうじゃ!家の隣に小さいが良い気に満ちておる滝があるんじゃよ、明日にでも見に行くか?」
とニコニコで父の龍神様とお話しなさっていた。
神様には魂のレベルというものがある。
これは人間のIQと同じで、あまりに違いすぎると話すらできない、というか通じない。
うちに付いてる龍神様、父母に付いてる神様は魂のレベルが同じくらいのためよく連れ立って川遊びに行かれたりしている。
逆に弟の龍神様、魂のレベルが少し低い神様でこちらにいる龍神様とは話をすることはできるものの、少し難儀するそうだ。
「あのへっぽこ!」
とよくうちの龍神様や母の龍神様に言われてる(これは弟には内緒だ。)
ちなみに弟の龍神様は弟がヘマをやらかして、存在が危うくなったことがある。
その時は一時的に私が預かり、霊力をチャージしてやった。
その時はうちの龍神様も甲斐甲斐しく世話をしてくれ、弟ともよく話し、弟が覚悟ができた!とのことで龍神様を返した。
とまぁ、こんな感じで龍神様に関することを色々書いてきた。
また筆が乗ったら気ままに綴っていく。