昔の婚外彼女が好きだったスタンプに関するおもひで~いとエモし~

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コラム
2年前の2022年12月。ある日の夕方。

当時付き合っていた婚外彼女から、いつものように1本のLINEが入った。
「あ。彼女からだ。」と思いLINEをひらくと、とんでもない長文が目に飛び込んできた。


え??
ナニ???

内容を読んでみると僕との別れ話に関する超長文。

要約すると
「とある男性と少し前に知り合いになった」
「まだ何も始まっていないけれど、その人と一緒にいるととても楽しい」
「「〇〇(←僕の名前)とはまた違う感じ」
「この人とどうなるかはわからないけど、そちらに進みたいと思っている」


とのこと。
その男性との馴れ初め詳細から始まり、仲良くなっていくまでの過程及び彼女の心のうちが克明に記されていた。

その内容から彼女の決心は固い様子が伺えたので、こりゃ引き留められないと観念。


若干のやり取りを交わしたのち
「わかったよ」
「今までありがとう」

とお別れの言葉を送り、それにて終了。


1年ほどのお付き合いがあり、楽しく仲良くしてきたつもりだったけれどあまりにあっけない幕引きだった。


予兆が全くなかったわけではなく。
フラれたのは自分のせいもあるので、アタマでは諦めるしかないと考えるのだけれど、最後に会うこともなく終わってしまったこともあり、ココロはその後ずっと長らくひきずった。

なんせ、僕は彼女のことがとっても好きだったから。



そんな彼女が好んででよく使っていたスタンプがあった。
猫のイラストで彼女のイメージにぴったりの、明るくてかわいいテイストのスタンプ。

僕もこのスタンプが好きで、二人でのやりとりにずっと使っていた。
二人のやりとりには、いたるところでかわいい猫が 笑ったり泣いたり、
汗かいたりしていた。



そのスタンプがその後もう全く使えなくて笑

そのスタンプを見ると、彼女を思い出してしまう。
胸がキュってなって瞬時に哀しいような寂しいような気持ちになってしまう。



月日は巡りフラれて1年経った23年の12月になっても、まだスタンプへの感情移入は冷めやらない状況が続いていた。のだけれど。




24年の1月1日。
いろんなことをリニューアルしようと一年の計を元旦に行い、敢えてそのスタンプをなにげない日々のLINEに使い始めた。強制的リハビリ。


今は春が来て、桜も散りもうすぐ世間はゴールデンウイーク。
24年も4か月が過ぎようとしている。

前の彼女と別れて16か月。


すでに新しいひとと一緒に楽しくすごしているけれど、今でもそのスタンプを見るたびに前の彼女のことを思い出してしまう。


でも、哀しいとか寂しいわけではない。
もうココロはキュっとはならない。


でも、なんだか甘ずっぱいような、ちょっと苦いような。
グレープフルーツみたいな感覚を猫がココロにちょっとだけふりかけていく。


まぁそれはそれで思い出としていいかな。なんて思いながら、日々を過ごしている。

こういうのも楽しい。


ホント。
いと、エモし。笑


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