感震ブレーカーについて説明します!

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感震ブレーカーをご存じでしょうか?
知っているような、知らないような、、、という方のためにご説明します。
地震がくると火災が起きますが、多くの原因は電気です。ガスでは?と思うますが、実は電気なのです。
・地震の揺れで洗濯物などが電気ストーブに落下、接触し出火
・停電復旧後、断線した電気コードから出火
などで電気火災が起こりえます。
感震ブレーカーは地震を感知すると自動でブレーカーを落とす装置であり、火災を減らすうえで大きな役割を果たす効果があると言われています。東日本大震災を機に国や自治体でも普及啓発を行っています。
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■感震ブレーカーの種類と特徴

感震ブレーカーには以下の3つの種類があります。
・分電盤タイプ
・コンセントタイプ
・簡易タイプ
◎分電盤タイプ
分電盤タイプとは、分電盤に設置するタイプの感震ブレーカーです。分電盤タイプには内蔵型と後付け型の2つの種類があります。
内蔵型タイプは、分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを探知し、ブレーカーを落として電気を遮断します。
一方の後付け型は、分電盤に感震機能を外付けするタイプのものです。分電盤に感電機能を外付けするタイプで、漏電ブレーカーが設置されている場合に設置が可能です。
内蔵型は標準的なもので約5〜8万円と高く、後付け型は約2万円程度
電気工事が必要です。
◎コンセントタイプ
コンセントタイプとは、コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、当該コンセントからの電力供給のみを遮断します。コンセントタイプには、電気工事が必要なものと、コン価格は、約5,000〜2万円と分電盤タイプと比較すると安い傾向にあります。
コンセントごとに設置するため予防が限定的になります。
◎簡易タイプ
簡易タイは、ばねの作動やおもりの落下によりブレーカーを落として、電気を遮断します。電気工事は不要で、3,000〜4,000円程度で設置が可能ですが、簡易的なものになるので、設置方法に伴う動作の信頼性にばらつきが生じる可能性があります。

■感震ブレーカー設置の時の注意点

もし夜に地震がきて、感震ブレーカーが作動した場合、真っ暗になってしまいます。
避難経路を見失わないよう、停電時に自動点灯する照明や懐中電灯を併せて準備しましょう。
■まとめ
何事も備えが大切です。
感電ブレーカーを付けたから火災は安心というわけではないのでもしもの時のために
消火器を用意するなどもあってもいいかもしれないですね。


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