闘争か逃走か

記事
学び
こんにちは!PTmmaです。
 名前の由来は理学療法士(PT)+総合格闘(mma)をくっつけただけです ^^ 目的達成のためには色んな手段を使う必要があるよ、つまり総合格闘技ですよという意味を込めています。伝わったかな?よろしくお願いいたします。

 初めてのブログですが、タイトルの通り闘争か逃走かという話です。人間は何かストレスがかかったり課題にぶつかったときに、闘うか、逃げるかを選択しています。例えば、職場での人間関係で悩んでいたとします。Aさんが仕事中に私語が多くイライラする...闘争であれば、Aさんに勤務態度を改めてもらうように伝える、もしくは上司にAさんの勤務態度を直してもらうように相談をする、ということになりますし、逃走であれば仕事を辞める、部署異動をお願いする、ということが挙げられます。どちらがいいということでなく、何か問題があった時には闘争か逃走を選択しているんだということです。

 闘争するという選択をするということは、自分の意見を伝えるということになります。それはとても勇気がいることで、人間の体内ではアドレナリンが必要になります。つまりある程度【攻撃的】である必要があり、なおかつ自分の意見を伝える【冷静さ】が伴わなくてはならず、とても高度な技術が必要です。【攻撃的】であるだけで言葉が荒々しく喧嘩のようになってしまうと、せっかく闘争したのに状況を変えるに至らず、結果的に負けてしまうということになります。これはとても勿体ないです。私自身若いときはアドレナリンがギンギンでもちろん【攻撃的】であり(今も根っこは変わりません)、人とよく揉めていました。今思い返すと、問題解決を目的としていたのではなく、文句を言って喧嘩を売ることを目的としていたんだと思います。つまり【冷静さ】は持ち合わせておらず、問題解決のために闘争できていませんでした。闘争≠喧嘩です。闘争の目的は問題解決であり、そのためには【攻撃的】であることと【冷静さ】の両方が必要です。若くして両方を身に付けられていたらなあ、なんて今になって思います。。

 そしてもう一方の逃走です。言葉だけを聞くと、弱い奴がとる行動のように聞こえますがそんなことはありません。逃走するというのは、闘争するよりも難しいことなのではないかと思うこともあります。何か問題が発生したときに、闘争したら勝てるのか?今闘争しなくても時間の経過で解決しないか?など、闘争を選択するときよりもより【冷静さ】が必要であると考えています。つまり、今闘争することで勝てる見込みはないし、今勝つ必要がないというときや、本当に無理って思うときは逃走すればいいんです。ポケモンをしていても攻撃だけでなく、逃げるというコマンドがありますよね?嫁さんが怒っているときに攻撃を選択しますか?私は迷わずに逃げるにカーソルを合わせてタタタッッッッッ!!!!!と逃げます 。
 話が少し脱線してしまいました。つまり何が言いたいかというと、勝ち戦で闘争を選択する!ということです。そのためには湧き上がるアドレナリンとともに、クールに考える頭が必要です。その両極端なものを持ち合わせるためには、言いたいけど言えないという状況で一歩踏み出すチャレンジ、勇気が必要です。そこは日々チャレンジして失敗もしながら学ばなければならないと思います。

 ここまでは闘争か逃走かということについて書いてきました。何か問題にぶつかったときには実はもう一つの選択肢があって、これを実践している人が一番多いのではないかと思います。それは【我慢】です。つまり、耐えるということです。自分は嫌だなという問題に直面している時に、自分以外の人は皆ストレスに感じていない、誰も闘争も逃走もしないという状況があったとします。あなたは許せないと感じているのに周りに合わせて何も行動せず、ひたすら【我慢】して過ごします。毎日じわじわとストレスを感じます。ストレスを感じていると体内ではコルチゾールというホルモンを過剰に分泌され、これが続くと種々の病気を招くことが報告されています。私はストレスが心身にとって一番の【毒】であり、【ストレスは万病の元】であると考えています。自分を含めた日本人には輪を乱さないようにしよう、目立たないように周りに合わせようとする考えの方が多いと思います。これには素晴らしい側面もありますが、ストレス対応の側面からすればよくはありません。
 私自身不器用な人間であり、ストレス源(ストレッサー)に対しての対応方法であったり、ストレッサーの捉え方などを日々実践してきました。自身の経験をまたブログに書いていきたいと思います。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す