父は生前「掛け軸」やら「古美術品」の収集を趣味としており
母には
「自分が死んで経済的に厳しくなったら、これらを売れば大丈夫」
と言っていたらしい。
母は、それらをお金に換えることなく、私に父と同じことを
しばしば言っていたのだが・・
待て待て・・・
購入先が「トップアート」となってますけど??
絵画・掛け軸・他の全ての「レプリカ」ですよ?
あなた・・レプリカ買って楽しむのはいいですが
これらを売っても・・・っていうか、買ってくれさえしないかもですけど??
何度言っても、説明しても
聞く耳持たず
「じゃあ、試しに鑑定して来ようか??」
なんて言おうものなら
「いや、私が死んだらにしてくれ」
で
先日母が亡くなったので、査定してもらったら
「0」
もしくは「10円」
「0」・・「???ゼロですか???」
そうですか
そんなもんだよね。
親戚の叔父さんも言っていた
「碁盤セット」・・
「これだけは手放さない方がイイよ」とおっしゃっていた
「碁盤セット」
店「500円ですね」
私「あ、なんか・・ハマグリを使った碁石だとか言ってましたけど・・」
店「ま、珍しくはないし・・・何しろ保存状態がね・・悪すぎます」
私が子供の頃、父の囲碁仲間が何人か「売って欲しい」と
お金や高級酒を持って来るのだけど
「家宝だからダメ」
と、断り続けていた記憶が鮮明にあるけど・・・
残念・・・・
500円
ごひゃくえん
ですぜ・・・
参りました。
レプリカ品に、総額300万は使ったらしいけど
それらを換金したとして・・・3000円にもなりませんぜ・・・
ま、いいですけど・・・
あ
ちなみに。画像は「特注」の「刀立て」とのことですが
本当に特注かどうかは、不明です。
まだまだ「遺品整理」は続くのです。
今のところ、2トントラックで8台+ハイエース3台分を廃棄したけど
まだまだあります。
戦中生まれの「もったいない」は
今の「もったいない」とはチョと違う。