マインドコントロール

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マインドコントロール

今回の内容はマインドコンロールについて書いていきます。

最近テレビである芸能人と占い師の話題がよく取り上げられています。
あなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

こういった類の話題は必ずと言っていいほど洗脳やマインドコントロールという言葉が使用されます。

洗脳を調べてみると、特定の主義・思想を持つように仕向ける事で、主に物理的暴力あるいは精神的圧迫などの強い外圧があるそうです。
また洗脳の場合は、価値観や記憶すら改ざんすることを指し、別人にしてしまうとも言えるとのことです。

マインドコントロールは強制によらず、さも自分の意思で選択したかのように、あらかじめ決められた決断へと誘導する技術、またその行為のことだそうです。

これを元に考えてみると、洗脳というよりもマインドコントロールという言葉の方が当て嵌まる感じがします。
マインドコントロールは意味からすると日常に行われていることのような気がします。
そこには人間の心理を言葉巧みに操り、その気にさせるテクニックがあるのです。
人を良い意味であれ、カウンセリングやコーチングをする場合、良い方向へ向かえるよう決断できるようにアプローチをしていきます。
他にも営業職の人など、「スゴク欲しい!」と考えていない商品でも、その商品の有効性や利便性などを伝えることで購買意欲を高めることを行うはずです。
もっと言えば、テレビでのコマーシャルもそうです。
こういった心理テクニックというのは良い意味で使用されれば良いのですが、そのテクニックをどう使うかはその人のモラルになってくるのです。

例えば、包丁を料理に使う道具にするのか、自己防衛の道具にするのか、また人殺しをする道具にしてしまうのか・・・。
今回のある芸能人の出来事は、詳細は知りませんが、その芸能人の不安や悩みまた恐怖心に付け込むテクニックを使ったのではないでしょうか。
どんな人でもそうだと思いますが、そういった落ち込んだ状態に陥ることで、正しい判断に自信が持てなくなります。
自分の判断に自信が無ければ、人に頼りたくなるのです。
もちろん誰でも良いというわけではありません。
ここで信頼感を必要とします。
この信頼感を得るために、テレビでも言っていましたが、大物と呼ばれる人との接点を出すことで信頼度があがる場合があります。
他にもその芸能人の状態をいくつか当ててみたのでしょう。
占い師との信頼度が高くなっていれば少しぐらい当て嵌まっていなくても、自分の中でその出来事に関連したことを見つけることをします。
そうなると「自分のことは何でもわかる人」となってしまうのです。
そこまでなると、「この人が言うことは全て正しい」と信じ込んでしまうのです。

マインドコントロールという言葉はマイナスイメージになりがちですが、良い所もあることを理解し、良い方向で使用できればと願っています。


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