目的と目標の違い

記事
コラム

目的と目標の違い

今回の内容は目的と目標の違いについて書いていきます。

いきなり結論から書きますが、『目的は単純に目標は具体的に』が大事です。
「目的と目標って違うの?」と考えた方がいるかもしれませんが、目的と目標には明確な違いがあります。

それでは目的と目標の違いについて説明していきます。
目標とは目的を達成するための通過点、あるいは通過点のようなものです。
目的とは成し遂げようとする事柄です。つまりあなたが望む人生そのものです。
そして目標とはあなたの望む人生(目的)を手に入れるための道標のようなものです。

わかりやい例で考えてみると、あなたの過去でマラソンをした時のことをよく思い出してみてください。
その時、5Km先にゴールがあったとします。この5Km先にあるゴールこそが目的なのです。
そして走りながら、あなたも小さなゴールを設定しながら走っていたはずです。
あなたが走っているときに、「あそこの曲がり角までとりあえず走っていこう」とか「今度はあそこの電柱まで頑張って走ってみよう」と色々な小さなゴールを自分の中で設定しながら、走っていたことでしょう。
その小さなゴールこそが目標のことなのです。

ゴール(目的)に向かうために、通過点(目標)をクリアしていくのです。
つまり、目的(ゴール)が明確にわからなければ、目標(通過点)を具体的に設定することができるはずがありません。

最近、夢や目標を持たない人が増えているといったニュースを見たり、話を聞いたりしますが、実は夢や目標が持てないということよりも先ず人生の目的を見失っている人が多いのです。

何度も言いますが、目的が明確にできなければ、夢や目標を持つことができないのです。
また目標を持つことができなければ、主体性のない人になったり、誰かに自分の人生を決めてもらわなければ決断や行動ができない人になったりしてしまうのです。

ポイントとしては、あなたが向かう人生のゴールを複雑にそして複数にする必要はありません。
むしろ単純明快なひとつのゴールがいいのです。
ゴールが複雑になってしまうと自分が本当に一番何を望んでいるのかがわからなくなるからです。
あなたが本当に望んでいることであるなら「お金持ちになる」とか「人の役に立つ」とかそういった単純明快なゴールでも構いません。

また目的(ゴール)に向かうための手段や方法はいくらでもあることに気付き、具体的にしていくことも大事です。

あなたの人生の目的は何かをもう一度よく考え目標を設定し直してみてはいかがでしょうか。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す