FXで利益を出すためには、損切りと利益確定が重要です。しかし、相場が急変することもあるため、常に画面とにらめっこしていては、仕事やプライベートに支障が出てしまいます。そこで役立つのが、逆指値注文です。
逆指値注文とは、指定した価格に到達したら自動的に成行注文を発注する注文です。損切りや利益確定に活用することで、相場に張り付いていなくても、利益を最大化することができます。
本記事では、FXの逆指値注文の基本から活用方法までを解説します。逆指値注文を使いこなして、FXで安定した利益を上げましょう。
損切り
損切りとは、損失を確定させるために、あらかじめ損失を許容できる金額を決めて、その金額を超えたらポジションを決済する方法です。
逆指値注文を使えば、相場の急変時でも損失を最小限に抑えることができます。
利益確保
利益確保とは、利益を確定させるために、あらかじめ利益を確定したい金額を決めて、その金額に達したらポジションを決済する方法です。
逆指値注文を使えば、相場の急変時に損失を出さずに利益を確定することができます。
逆指値注文のメリット・デメリット
メリット
損失を最小限に抑えることができる
利益を確定させることができる
相場に張り付いていなくても取引ができる
デメリット
相場の急変時に不利なレートで約定する可能性がある
注文が約定しない可能性がある
逆指値注文は、FXで利益を出すためには欠かせない注文方法です。しかし、メリットだけでなくデメリットも理解した上で、適切に活用することが重要です。
FXで利益を出すためには、損切りだけでなく利益確定も重要です。利益確定注文を活用することで、相場の急変時でも損失を抑えながら、最大限の利益を上げることができます。
1.利益確定注文の設定方法
利益確定注文は、現在のレートよりも上昇した場合に買い注文を、下落した場合に売り注文を出す注文です。設定方法は、FX業者によって異なりますが、一般的には以下の手順で行います。
1.取引画面で「新規注文」をクリックする
2.「指値/逆指値」タブをクリックする
3.「逆指値」を選択する
4.「買い」または「売り」を選択する
5.「レート」を入力する
6.「数量」を入力する
7.「注文条件」を設定(任意)
8.「注文」をクリックする
「レート」は、利益確定したいレートを入力します。例えば、100円で買いポジションを保有している場合、105円で利益確定したい場合は「105」を入力します。
「数量」は、利益確定したい注文の数量を入力します。
「注文条件」は、注文をキャンセルする条件を設定できます。例えば、レートが指定した値より離れた場合、または一定時間経過した場合にキャンセルする条件を設定することができます。
2.利益確定注文の使い方
利益確定注文を活用する際は、以下の点に注意しましょう。
利益確定したいレートを適切に設定する
利益確定注文のレート設定は、相場状況や自分の投資方針によって異なります。相場が急変した場合でも利益を確定できるように、余裕を持ったレートで設定しましょう。
損切り注文と組み合わせる
利益確定注文は、損切り注文と組み合わせることで、より効果的に利益を上げることができます。損切り注文は、相場が逆行した場合に損失を抑えるための注文です。利益確定注文で利益を確定できた後、損切り注文を設定することで、相場の急変時でも損失を最小限に抑えることができます。
FXの逆指値注文は、利益確定を効率的に行うための重要な注文です。上記の設定方法や使い方を参考に、利益確定注文を活用して、FXでより大きな利益を上げましょう。