FXの逆指値注文で利益を最大化する方法

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マネー・副業
FXで利益を出すためには、損切りと利益確定が重要です。しかし、相場が急変することもあるため、常に画面とにらめっこしていては、仕事やプライベートに支障が出てしまいます。そこで役立つのが、逆指値注文です。

逆指値注文とは、指定した価格に到達したら自動的に成行注文を発注する注文です。損切りや利益確定に活用することで、相場に張り付いていなくても、利益を最大化することができます。

本記事では、FXの逆指値注文の基本から活用方法までを解説します。逆指値注文を使いこなして、FXで安定した利益を上げましょう。


逆指値注文とは?

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逆指値注文とは、現在のレートから「値上がりしたら買う」「値下がりしたら売る」という一定の条件をつけて発注する注文方法です。

例えば、米ドル/円のレートが100円で、これから上昇すると予想した場合、101円になったら買いの逆指値注文を出すことができます。

逆指値注文は、主に「損切り」「利益確保」に利用されます。

損切り

損切りとは、損失を確定させるために、あらかじめ損失を許容できる金額を決めて、その金額を超えたらポジションを決済する方法です。

逆指値注文を使えば、相場の急変時でも損失を最小限に抑えることができます。

利益確保

利益確保とは、利益を確定させるために、あらかじめ利益を確定したい金額を決めて、その金額に達したらポジションを決済する方法です。

逆指値注文を使えば、相場の急変時に損失を出さずに利益を確定することができます。

逆指値注文のメリット・デメリット
メリット

    損失を最小限に抑えることができる
    利益を確定させることができる
    相場に張り付いていなくても取引ができる

デメリット

    相場の急変時に不利なレートで約定する可能性がある
    注文が約定しない可能性がある

逆指値注文は、FXで利益を出すためには欠かせない注文方法です。しかし、メリットだけでなくデメリットも理解した上で、適切に活用することが重要です。


損切りに活用する

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FXの逆指値注文は、損切りにも活用できます。損切りとは、ポジションの損失を限定するために、あらかじめ指定したレートで決済注文を出すことです。

1.損切り注文の設定方法

損切り注文は、FX業者の取引画面から設定できます。設定方法は、業者によって異なりますが、一般的には以下の手順で行います。

1.取引画面で「逆指値注文」を選択する

2.売り注文または買い注文を選択する

3.注文レートを入力する

4.数量を入力する

5.注文を出す

2.損切り注文の使い方

損切り注文を活用することで、以下のようなメリットがあります。

    損失を限定できる
    相場の急変に対応できる
    ポジション管理が楽になる

損切り注文を有効に活用するためには、以下の点に注意しましょう。

    損失許容額を設定しておくこと
    相場状況に合わせて損切り注文の設定を変更すること

損切り注文の設定例

たとえば、1ドル=100円で買いポジションを持ち、損失許容額を5円と設定したとします。この場合、95円に逆指値注文を設定しておくと、為替レートが95円を下回った場合に自動的に決済注文が出され、損失が5円に限定されます。

損切り注文は、FXで損失を抑えるための重要なテクニックです。ぜひ上手に活用して、FXトレードに役立ててください。


利益確定に活用する逆指値注文

FXで利益を出すためには、損切りだけでなく利益確定も重要です。利益確定注文を活用することで、相場の急変時でも損失を抑えながら、最大限の利益を上げることができます。

1.利益確定注文の設定方法

利益確定注文は、現在のレートよりも上昇した場合に買い注文を、下落した場合に売り注文を出す注文です。設定方法は、FX業者によって異なりますが、一般的には以下の手順で行います。

1.取引画面で「新規注文」をクリックする

2.「指値/逆指値」タブをクリックする

3.「逆指値」を選択する

4.「買い」または「売り」を選択する

5.「レート」を入力する

6.「数量」を入力する

7.「注文条件」を設定(任意)

8.「注文」をクリックする

「レート」は、利益確定したいレートを入力します。例えば、100円で買いポジションを保有している場合、105円で利益確定したい場合は「105」を入力します。

「数量」は、利益確定したい注文の数量を入力します。

「注文条件」は、注文をキャンセルする条件を設定できます。例えば、レートが指定した値より離れた場合、または一定時間経過した場合にキャンセルする条件を設定することができます。

2.利益確定注文の使い方

利益確定注文を活用する際は、以下の点に注意しましょう。

    利益確定したいレートを適切に設定する

利益確定注文のレート設定は、相場状況や自分の投資方針によって異なります。相場が急変した場合でも利益を確定できるように、余裕を持ったレートで設定しましょう。

    損切り注文と組み合わせる

利益確定注文は、損切り注文と組み合わせることで、より効果的に利益を上げることができます。損切り注文は、相場が逆行した場合に損失を抑えるための注文です。利益確定注文で利益を確定できた後、損切り注文を設定することで、相場の急変時でも損失を最小限に抑えることができます。

FXの逆指値注文は、利益確定を効率的に行うための重要な注文です。上記の設定方法や使い方を参考に、利益確定注文を活用して、FXでより大きな利益を上げましょう。


トレンドフォローに活用する

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1.トレンドフォローの考え方

トレンドフォローとは、相場のトレンドに乗った取引手法です。トレンドとは、相場の価格が一定方向に継続的に動く傾向のことです。トレンドフォローでは、このトレンドの方向を予測し、その方向にポジションを取ることで利益を狙います。

トレンドを予測する方法はいくつかありますが、代表的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。

    移動平均線
    テクニカル指標
    ニュースや経済指標

移動平均線は、過去の価格データを一定期間ごとに平均した線です。移動平均線が傾き始めると、トレンドが始まる可能性があると考えられます。

テクニカル指標は、相場の価格や出来高などのデータをもとに、トレンドの方向や強さを示す指標です。テクニカル指標がトレンドの方向を示唆している場合、トレンドフォローのチャンスと考えられます。

ニュースや経済指標は、相場に影響を与える可能性がある情報です。これらの情報から、トレンドの方向や強さを予測することができます。

2.逆指値注文を使ったトレンドフォロー

トレンドフォローでは、相場のトレンドが継続していることを確認してから、ポジションを取ることが重要です。しかし、チャートを見ながらタイミングを狙っていると、思わぬタイミングでトレンドが反転してしまうこともあります。

そこで役立つのが、逆指値注文です。逆指値注文とは、あらかじめ設定した価格になったら、自動的に注文を出す注文方法です。

トレンドフォローでは、以下の方法で逆指値注文を使うことができます。

    トレンドの方向を予測し、その方向に逆指値注文を入れる
    トレンドの転換点を予測し、その価格に逆指値注文を入れる

トレンドの方向を予測して逆指値注文を入れる場合、トレンドが始まった時点で、その方向に逆指値注文を入れます。たとえば、ドル円が上昇トレンドに入ったと予測した場合は、1ドル=105円に逆指値買い注文を入れます。

トレンドの転換点を予測して逆指値注文を入れる場合、トレンドが反転する可能性がある価格に逆指値注文を入れます。たとえば、ドル円が上昇トレンドに入っていて、1ドル=107円まで上昇した場合は、1ドル=105円に逆指値売り注文を入れます。

逆指値注文を使うことで、トレンドの方向を確認してからポジションを取ることができ、トレンドの反転による損失を抑えることができます。


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