学校や職場になじめなくても

私の妹の話です。

妹は優しく繊細で学校や社会の中で普通に過ごすのがむずかしいタイプです。

紫微斗数でみると、本質や性格の部屋に天機星という繊細で神経質、手先が器用な星ををもっています。まさに、です。

高校に馴染めず、休みながらも何とか卒業しました。

その後、調理の学校で、料理や和菓子の勉強をします。持前のセンスと器用さ、納得いくまで追求するこだわり気質を生かして、学校の卒業コンクールで優勝します。

学校を卒業してからは、和菓子屋やスーパーお惣菜の調理、パン屋など職を転々とします。どこもなぜか長く続かないのです。

そして、職場で働くストレスからか,たびたび胃腸炎になって休んでいました。とてもつらそうでかわいそうでした。

いつからかパン屋の仕事を早朝にして、午後は粘土のミニチュアをつくりハンドメイドサイトで販売するようになります。

とても小さな和菓子の作品で,姉の私も驚くほど繊細です。学校で習った和菓子の技術も生かされています。

そのころも胃腸炎で仕事を休んだりしていましたが、ミニチュアの収入はだんだんと増えていました。

今では、ミニチュアだけで生計を立てられるようになりました。

変わり者だけど、とてもやさしい旦那さんと出会い結婚もしました。

紫微斗数でみると妹の仕事の部屋には

巨門星(専門的でマニアックな星)

天空星(社会に馴染みずらい、フリーランスの星)

地却星(社会に馴染みずらい、フリーランスの星その２)

天馬星(職場が変わりやすい)

という星が入っています。

ぱっとみるだけでも、職場や集団で働くのは相当つらそうです。

体にＳＯＳが出ていたのも納得です。

しかし、星のよさを生かして、自分の合った場所や働き方を見つけると幸せになることができるのです。

妹も旦那さんも収入がたくさんあるとは言えませんが、気持ちが安定していてとても幸せだと言っていました。

学校や職場になじめないことは、恥ずかしいことでも劣っていることでもありません。

集団でうまく自分を生かすということは選択の一つであり、苦手な人がむりやり取り組まなくてもいいことなのです。

自分のよさを社会に生かしていく方法や可能性は、たくさんあります。

もっと視野を広く、どこで自分を生かせるのか自分を深くみてみることが大切です。

妹のクオリティの高い和菓子のミニチュアは、マニアックなファンの方にはとても喜ばれています。

自分の生かし方を悩んでいる方は、ぜひ紫微斗数占いを体験してみてくださいね♪