市場の衰退を阻止する媒体基準とは

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ビジネス・マーケティング

「ターゲットを決めなさい」とよく巷では言われますが、これには実は2つの視点が隠されています。


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1.ターゲット基準
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これは、世の中で言われるように、ターゲットを先に決めるのですが、ただ落とし穴があります。


ターゲット基準は、自分の商品にあう人を媒体を通し探すため、ターゲットを先に決めるとそのターゲットにマッチする媒体を探す必要があるということです。


そう、ターゲットを先に決めてしまうと、広告先が限定されるだけでなく、自分が設定したターゲットが属する媒体が存在しない可能性すらあります。


そこで出てくるのが次の基準です。


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2.媒体基準
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この媒体基準は、名の通り、媒体にいる見込み客に対して自分の商品をあわせていくというやり方です。


あなたが仮に法人向け商品を扱っているのに個人市場(媒体)に向けて販売しようと考えれば、個人向け商品を作らなければ売れないということです。


これは当たり前なようですが、多くの人は違う市場に向けて販売しているにも拘らずカスタマイズせずそのまま販売し、「売れない」ということを言っています。


もう少し分かりやすいように具体例を出してみます。


有楽町にある八百屋さんはいつもお客様で溢れかえっています。


普通に考えればビジネス街なので、ターゲット基準で考えると買う人などいそうもないのですが、

この八百屋さんは、媒体基準に変えたやり方をとっています。


ターゲット基準だと、店舗型なので、ターゲット設定したとしても、その望む人が店先を歩く可能性はほぼありません。


しかし、店先を歩く人に自分が商品をあわせれば可能性は広がります。

それが今回の媒体基準の発想です。


そして、このお店が行っている媒体基準の施策とは、

「カットフルーツ」です。


200円ほどの値段でスイカ、メロン、いちごなどのフルーツが串刺しになって売られているのです。

これが飛ぶように売れているのです。


ビジネス街なので、大きなフルーツをわざわざ有楽町で買う人などほぼいないのでしょう。

しかし、少し休憩にとサラリーマンやOLがカットフルーツをお祭り感覚で立ち食いしているのです。

これが、媒体基準です。


もし、あなたが想定したターゲットが属する媒体を見つけられない、もしくは限界を感じ始めたら、

少し今回の媒体基準で、あなたの商品をカスタマイズし、お客様が望むような形に変化できないかを考えてみてください。


この発想ができるようになると、市場の衰退に恐れる心配がなくなります。

ということで、今回はここまで。




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