ビジネスが軌道に乗らない人が陥る罠を、あなたは何かご存知ですか?
商品が他社より劣っているのか?
告知が十分に行えていないのか?
もっとサービスを充実した方がいいのか?
などなど
このように考えてしまうと思いますが。
しかし、大概の場合そこに答えはありません。
では何が影響を与えるのかというと、それは「切り口」です。
こんな話があります。
英語が堪能で「エリート向けにビジネス英語を教える塾」で起業した人がいます。
この方が考えたひとつの切り口です。
その結果、まったくお客様が集まらず、倒産寸前。
宣伝しても、サービスを変えてもまったく変わらず。
そこで切り口をガラリと変えたのです。
その切り口とは、
「外国人向けに日本語を教える塾」に変更。
その結果、大盛況。
ただ、ビジネスはいくら企画段階で考えても分からないことが大半です。
だから、実際にスタートさせなければいけないのですが。
ただ、正しいやり方で反応が出なければすぐに切り口を変える勇気も必要です。
ビジネスは、商品を作って終わりではありません。
お客様に受け入れてもらう必要があります。
だから、100%完成させてスタートするのではなく、50%で見切り発車させ、実際のお客様の反応を見ながら完成させていく方がリスクは少なくなります。
このようにしないと商品に思い入れが強くなり、なかなか路線変更をすることが出来なくなります。
そうなってしまうともうアリ地獄です。
売れないものを努力して売るのではなく、売れる切り口に変えて売る方が100倍楽です。
この罠にハマる前に、切り口を変えてどんどんテストすることが、成功までの近道です。
ということで、今回はここまで。