こんにちは、美功です。
おかげ様で失脱占をいくつかこなすことができています。
今日は、その中でも、うまく鑑定できなかったケースをご紹介します。
その前に「失脱占」とは、なくしもの、探し物をみつける占いです。
「母が他の兄弟から渡されたという、現金をなくした。
絶対に家の中にあるというが、みつからない」とのことです。
最近、お母様が物忘れが多くなってきて、預かったらしい現金がみつからないということでした。
さて今回のご依頼は、私のごく親しい友人の相談事をきいて
「失脱占をやろう!」という流れでした。
現金ですので「財」で探しました。
この卦の財は、表にでておらず隠されていることがわかります。5爻の巳(父母)の中にあります。
隠されている干支・巳は火の行で、現金のである「子」水の行を助けません。これは探すのを困難なことを表しています。ただ日にちの干支と五行が同じなので力がありますので、見つかる可能性はあります。
見つかるとしたら財の星である「子」か沖して「午」の日。
そして裏卦身に「酉」金の行の日、酉か申に出てきそう。
自宅の外には持って出ていないとのことですし、すぐに見つかると思っていましたが、全然みつからりませんびっくり。
ここでハタっと気づきました。
この鑑定の依頼をしたのは、実際に失くしものをした人ではない。
お金をなくしたと言っている人の娘からの依頼です。
探し物は、依頼主も直接はみていません。
失くしたと言っている母もどんな状態でなくしたかもわからないようです。
五行易は、誰からの依頼か?
他人の事ならその人が鑑定のことを知っているかどうか、ということが大切です。
この場合、依頼者の母は「鑑定をする」とは知らないです。
そうすると見方が変わってくるのです。
転類法という方法をしなくてはなりませんでした。
変更点を踏まえて鑑定してみると、当初より助ける力が減ってしまい出てくる確率が減ってきます。
元から、依頼者も現物をみたこともないお金です。
どんな状態でなくしたのか、
本当になくしたのかもわからない、
わからないことだらけの依頼なのでした。
出てこないかもしれないな~っと思っていたのですが
なんと最近、でてきたとの報告がありました。
2か月弱です。
出てきた日にちをきくと、「酉」の日でした。
これは当たっていたことになるのかな~驚き!
なぜなら、出てきたお金が、本当に探していたお金がどうかは誰にもわからないのです。
金額は同じですが、お金に個別の特徴はありませんからね。
探していたお金がどうかはわからないですが、それでも出てきてよかったです。
これがとても勉強になって、こういう依頼票を作りました。
これなら間違いないです。
皆様もなにか探しているもの、みつからないものがありましたら、ご依頼くださいませ。
長年にわたって探していたものも、見つからないと鑑定結果がでて区切りになったかたもいます。
通話中に鑑定しますが、通話時間は5分~10分です。
通話を終えてからトークルームで鑑定結果を当日中にお渡しします。