プロフェッショナルの親はいない
親っていう公的な資格があるわけじゃない
誰かが認めてくれたら親になるわけじゃない
でも子供がいたら親になる
生まれてきてくれた子供にとって
男は父親になり、女は母親になる
ほとんどの場合、そのことに喜びを覚える
子供が生まれてうれしいし、生きがいになるけど
親になるのは初めての経験
どうしたらいいかわからないことだらけ
親になることを習った事なんてない
子育てって自分の親がどうしてたかしかわからない
見習うか反面教師とするか
でも自分の親の子育てを否定するのは難しい
自分自身を否定することにもつながるから
多くの場合、人生の酸いも甘いも知って
人として円熟したころには年齢的に親になれない
多くの場合、自分のことすらままならない
若くて未熟な時に親になる
親だって一人の人間
苦しいことも辛いことも失敗することだって山ほどある
弱音を吐きたいときだってたくさんある
泣きたいときだってたくさんある
逃げたくなるときだって
でも子供のことを一番に考えてる
子供の将来を大切に想ってる
子供は無垢に信じてくれてるから
親だって一生懸命
仕事に必死、生活に必死、
家事に必死、育児に必死
子供のために親業を完璧に
やり遂げようと思ってる
完璧って何?
習ったこともないのに
その結果、毒親言われる
親ガチャ外れって言われる
親だから言えないこともたくさんある
親だから出せない気持ちだってある
でも時として勢い余って出してしまうことだってある
ホントはごめんねって思ってる
毒親って言われたくて親になった人は誰もいない
それでも子供の幸せを一番願ってるのは親なんだ