結論
資産性の高いSEO集客の方がWeb広告での集客より有効です。
ただし、資金に余力があり、SEO対策も既に施しているという段階であれば、Web広告も検討してもいいとも思います。
今回は、事業の各フェーズごとにSEO集客とWeb広告集客の有効性について解説していきます。
創業期(小規模事業者)
創業期においては、潜在顧客に自社を知ってもらうことが不可欠です。
しかしながら、資金の制約がある中での創業期には、取り組める施策が限られています。
そのため、創業期には、将来的に収益をもたらす仕組みを築く必要があります。
この点において、創業期の事業主は、SEO対策に注力することが有効です。
SEO対策は、一度施策を行ったページが長期間にわたって売上を生み出す可能性があります。
一方、広告は予算を投入した時にのみ効果を発揮しますが、SEOはウェブサイトやブログを作成した後も持続的な集客をもたらしてくれます。
このため、SEO(コンテンツSEO)は、持続的な集客手法として高い資産価値を持っています。創業期には、SEO対策などの積み重ね可能な施策を実行していくことが重要です。
成長期
成長期においては、過去のWebマーケティングの取り組みによって、最適な戦略が異なります。
たとえば、創業期に既にSEO対策を行い、市場占有率をさらに高めたい場合は、Web広告の展開に注力することが重要です。
一方で、成長期にもかかわらず、口コミや紹介に頼り、まだSEO対策を実施していない企業は、まずはSEO対策から着手すべきです。
まずはSEO対策によって集客の基盤を固め、その後にWeb集客を拡大していく戦略を取りましょう。
成熟期
成熟期に入ると、競合との競争が激化し、Web広告による顧客獲得コストが上昇する傾向があります。
このような状況下であっても、市場や競合の動向を常に把握し、Web広告の配信を継続することが重要です。
特に中小企業は、SEO対策を強化して取り組むことが必要です。
衰退期
衰退期には、SEO対策を継続する一方で、Web広告は効果が高いものに絞り込み、利益の増加を目指します。
また、得られた資金を新しい事業に投資することで、再度の成長を目指しましょう。
創業期からSEO対策を行っている場合、おそらく細かい検索意図に対応できる段階にあると思います。
継続して検索ユーザーの認知を確実に獲得していきましょう。
まとめ
資産性があり、熱量の高い見込み客を中長期的に獲得できるため、Web集客は、まずSEO対策を実装することから始めましょう。
本講座では、事前に皆様の状況をヒアリングさせていただいた上で、講義を進めさせていただきます。
特にオススメの方は、事業を開始してまもない方やこれからホームページ制作をご依頼される予定の方です。
SEO対策において、重要なポイントについて、網羅的に解説していきます。
是非、本講座を受講していただき、最適なWeb集客を図っていきましょう!!