あなたの「考えすぎる」ところ、短所じゃないよ

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こんにちは、カウンセラー兼オラクルカードリーダーの晴華(はるか)です*.゜

あなたはこんな経験ありませんか?

・過ぎたこともぐるぐる考えてしまい、後悔が止まらない
・会話するときも頭で考えすぎて、言葉がうまく出てこない
・誰かに悩みを相談したら、「気にしすぎ」と言われた

特にHSPさんや、自己否定が癖になってしまっている方などは当てはまることが多いのではないでしょうか。
ちなみに私も同じです(´`;)(私は強度HSPで虐待サバイバーです)

なかには、子どものころから「考えすぎ」「神経質」「心配性だね」なんて言われてきた人もいると思います。
他にも「もっと楽に考えた方がいいよ」とか「そんなに弱いとやっていけないよ」なんていう言葉も、言われがちではないでしょうか。

繰り返しそういう言葉をかけられると、自信がなくなったり、自分は人と違うんだと悩んだりし、その結果なんとなく周囲と馴染めなくなったりなど、つらい経験につながりやすくなってしまいます。
特に身近な人に否定されると、どうしてもネガティブな影響を受けてしまうんですよね。

しかも、それが子どもころだったら尚更です。
狭い世界しか知らないので、そこで否定されてしまうと、払拭するのが難しいんです。だって、否定されたその世界が、自分の世界のすべて、だから。

ある程度成長して環境が変わると、所属するコミュニティの数が増えたり、いろんな価値観の人と関わったりし、否定された世界以外の場所に避難することができる場合もあります。
でも、子どものころはなかなか難しいんじゃないかなと思います。

先ほど挙げた「考えすぎ」「神経質」「心配性だね」「もっと楽に考えた方がいいよ」「そんなに弱いとやっていけないよ」など。
実は、私も子どものころからよく言われていました。
場面としては、悩みを打ち明けたときに言われることが多かったです。

人に思いを打ち明けるのって勇気が要る


そもそも、人に悩みを打ち明けるのって結構勇気が要りますよね。
「理解してもらえるかな?」とか「そんなこともできないの?って思われないかな」とか。
他にも「適当にあしらわれたら傷つくな」という不安を持つこともあるでしょう。
そのため、誰にも相談ができず、1人で悩みを抱え込んでしまう方も多いのではないでしょうか。

でも、1人で抱えることが苦しくなって、誰かに聞いてほしくなるときもありますよね。
そこで「この人になら言えそう」と思えた相手に勇気を出して打ち明けたら、「考えすぎだよ~」と一蹴されてしまう、という……。
傷つきますよね。「言わなきゃよかった」って思いますよね。

たぶん「考えすぎ」と言われる方たちって、「この人になら相談できるかどうか」をものすごく考えていると思うんですよ(私もです)。
もちろん誰しも少なからず意識していると思いますが、「この人になら悩みを話せる」と思える基準がより厳しいような気がします。

そのため、相談できる相手は多くないので、1人に「考えすぎ」で済まされてしまうと、もう話せる人が誰もいないこともよくあります。
そして「やっぱりわかってもらえなかった」とショックを受け、さらに悩みを打ち明けることが苦手になる、というループに戻っていくんですよね。

たぶん「気にしすぎ」「考えすぎ」と言っている相手も、悪気はないと思うんです。
その人にとっては「いやいやそんなこと滅多に起こらないから大丈夫だよ。そんなに気にする必要ないよ」という思いからの、励ましの言葉なんでしょう。

だからこそ「気にしすぎだよ」のひと言で返されてしまうと、「あぁ、普通はこんなことで落ち込んだり不安になったりしないんだ。やっぱり自分はダメなんだな」という方向に考えてしまって、より自信を失っていくのではないでしょうか。

「気にしすぎ」「考えすぎ」は短所ではない


でも、私は「考えすぎるところ」や「気にしすぎてしまう」ことは、何もおかしいことではないと思っています。
もちろんダメなところでもないし、人より劣っているわけでもありません。
だって、あなたのその思慮深さで助かったり、あなたのその優しさで救われたり。そんな人がたくさんいるからです。

人に「考えすぎ」と言われてしまう悩みの例として、「些細なきっかけで最悪の状況を考えている」というものがあります。
また、その最悪な状況に繋がるかもしれない理由に、明確な根拠がないことが多いです。

確かに、私たちの悩みや不安が現実になる可能性は、恐らく100%ではないでしょう。
でも、現実にならない可能性も100%ではないですよね。
だからこそ「そうなったらどうしよう」と不安を感じてしまうんです。

しかし、先ほども言ったように、考えすぎることや気にしすぎることは、ダメなことではないんですよ。

そうやって最悪の状況を考えられるからこそ、対策を立てられるんです。
みんながみんな楽観的だったら、万が一が起こったときに大変ですよね。
すべての可能性を想定し、準備をしておくのは難しいけれど、一番起こってほしくないことへの心構えと対策はしておける、というのは安心に繋がります。

また、この考えすぎる・気にしすぎるというのは、人の気持ちに対しても発動します。
「あの人困っていないかな」「あの子傷ついていないかな」というように、誰かの心情に寄り添い、親身になることができます。
その優しさに救われる人は、たくさんいるはずです。

だから、本当は「弱い自分はダメなんだ」なんて思う必要はないんです。
悪いことでも、直さなきゃいけないことでもないからです。
私もあなたのいろいろ考えちゃうところ、大好きですよ!

「そのままでいい」という選択肢も用意しよう


こういった考えすぎる気質というのは、ときに自分を苦しめることもあるかもしれません。
常に何かしら不安を抱えてしまったり、なかなかポジティブに考えられなかったりなど、つらい思いをすることもあると思います。

でも、短所ではありません。
だから、人に何か言われたからと言って、変える必要はないんです。

もしあなたが、誰かに言われた「もっと楽に考えた方がいいよ」「そんなに弱いとやっていけないよ」なんていう言葉に傷つき、悩んでいるのなら、「そのままでもいい」という選択肢も用意していただけたらなと思います。

人はそれぞれ価値観や考え方が違うので、悩みをすべて理解してもらったり、全部肯定してもらったりするのは難しいかもしれません。
でも、悩みを自分事として捉え、その人の気持ちを想像して味わい、同じように感じようと寄り添うことはできます。

もし、誰かに聞いてほしいけれど「考えすぎだよ」と一蹴されないか不安……というお悩みやご相談事があれば、私でよければぜひ聴かせてください。
あなたの思いをしっかりと受け止め、心を込めてお返事をさせていただきます。

あなたの心が少しでも晴れますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡*゜


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