23インターンシップ期間「2週間」について

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今回は、インターンシップに関わるすべての読者に向けた記事になっています。
この記事では、インターンシップ期間「2週間」について私の考えを述べています。インターンシップについていろいろ考える一助にしてもらえると幸いです。

インターンシップの研究で、すでに結果が出ているかもしれませんが、私もイ
ンターンシップ期間「2週間」の有効性や効果などについてコメントしたいと思います。
私の経験上、インターンシップの期間が2週間となると目的を絞らなければ、成果を得らないと思っています。
この成果というのは、企業及び学生の目的が達成された状態のことです(学校のことは考慮しない)。
簡単な例でいうと、問題となっていた製造工程が改善され、担当した学生も求める知識や能力が身に付けられたというものです。
インターンシップでは学生が会社に直接貢献しつつ、コミュニケーション能力や主体的に行動できる能力などが身に付けられると理想的ですが、インターンシップの期間が2週間では、学生は仕事に集中してしまい、配属された職場に慣れるのが精いっぱいではないしょうか。
「2週間」経過したぐらいで社員とのコミュニケーションが育まれ、学生は会社に慣れたなという気持ちにようやくなります。
インターンシップの求めることを「2週間」で実現するためには、何か工夫をしなければならないと思います。
学校での事前準備・研修と事後の研修でインターンシップの効果を向上させることができるということは理解できます。
ただ、学校の研修を効果的にするには、会社の指導担当者との調整が必須で、各担当者が各自の目的を果たす準備に注力しないと、すべてWINにはなりません。
例えば、学校側が企業に期待しすぎると、受入先の負担が大きくなったり、学生が何も成果を得られなくなったりする状態になります。
インターンシップに関わるなら、誰でも何らかのメリットを享受したいです。

私は、インターンシップの期間「2週間」で「3者が求めることを達成できる」というのは、必勝法のようなパターンでのみ成立すると思っています。
一方、長期のインターンシップであれば、自然に「求めることを達成できる」機会が生まれるのではないでしょうか。

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