中学生の息子は、先の丸い靴を履いているのに、なぜか外反母趾。
外反母趾って、先の細いハイヒールを履いているお姉さんがなる病気のイメージ。
外反母趾は、なぜおこる?
いつものように、外反母趾を中医学で3step解説いたします。
1)外反母趾とは
外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がり、「く」の字のように変形し、足親指の付け根の腫れや痛みのために、靴を履いての歩行に支障をきたす状態
中医学で解説すると、外反母趾の原因は、経絡(ケイラク)の詰まりです。
えっ、経絡って何?
中医学ってわけわからん漢字が並ぶよね。
この時点で、
「もうわからんわ」
って諦めそうになるけれど、西洋医学にない概念を簡単に説明するので、ついて来てください。
2)経絡とは
元気の気と血が通る線です。
自然界で例えると
経絡が線路で、元気の気が電車、血が乗客です。
健康なからだとは、元気の気と血がすみずみまで巡っている状態。
人が病気になるの理由は、2つだけ。
①5蔵(肝心脾肺腎)が機能低下をおこすために、病気になる
②経絡が詰まって、気血の巡りが悪くなるために、病気になる
この2つだけ知っておけば大丈夫!
外反母趾は、足の親指を通る経絡の詰まりが原因で、「くの字」に曲がる症状です。
3)足の親指を通る経絡とは
足の親指を通る経絡とは、「胃の経絡」という名前です。
では、なぜ胃の経絡が詰まるのか?
結論は、食べ過ぎです。
消化能力以上に食べすぎ。
いつもの答えですね。
ほとんどの病気が食べ過ぎじゃないですか?
はい、その通りです。
・薬の飲み過ぎ
・食事の食べ過ぎ
・運動不足
から、「胃の経絡」が詰まることによって外反母趾が起こります。
ということは、
食事を見直すことで、ほとんどの病気が治ってしまうということ。
健康の知識は、自分や大切な人を守る手段です。