【中医学】花粉症が起こる３条件とは

今年も花粉症対策の時期がやってきました。

目に見えない敵、突然の鼻水と目の痒みで応戦する。

いいお天気なのに、外に出るのが怖い。

毎日の花粉飛散情報が欠かせない。

待ち遠しい春なのに、ウキウキする気持ちとうんざりする気持ち。

そもそも

花粉症の人と花粉症でない人は何が違うのか？

遺伝ではありません。

あの人にできて、私にできないはずがない。

そう考えたあなたは、正解です。

本日も３stepで解説しましょう。

１）花粉症になる３条件

結論は、

①血熱

②顔のむくみ

③花粉

この条件が満たされたとき、花粉症の症状である鼻水、くしゃみ、目の痒みが起こります。

２）血熱（けつねつ）とは

たくさんの気がくっついた血のこと。

気とは、元気の気

気は、胃で食べ物から作られます。

美味しいものを食べると元気が出るのは、そのためです。

しかし、美味しいものを食べすぎると胃は、たくさん気を作りすぎてしまいます。

余った気は、血と仲良くくっついて、からだの中をビュンビュン走り回ります。

元気をもらった血は、上や外に向かって飛び出そうとします。

そこに花粉の刺激があるとさらにテンション高く、上や外に向かって飛び出そうとします。

この時、顔に停滞する卵白状のむくみがある人は、元気の気にむくみが溶かされて、鼻水や涙となります。

自然界で例えると

雨雲が雷などの刺激で雨を降らせるのと同じ状態です。

顔にあるむくみが、気のエネルギーで、鼻水や涙になったのです。

３）対策は簡単

顔のむくみをお風呂でマッサージして溶かす。

元気の気を作る美味しい食べ物は、毎日ではなく、たまに食べること