衝撃の日②

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おはようございます。
癒し処♥みさでございます。
今日は昨日の記事の続きをお話しします。

昨日の記事はこちらです。
私は息子に「しばらく帰ってこれないと思う。本当にごめんね。」
と言いました。
息子は「もっと早く困ってることを言ってほしかった。」
と涙を溜めて言っていました。

私は所轄の警察署に連行され、取り調べが始まりました。

昼休憩に近くのコンビニで買ったであろうおにぎり弁当を支給されましたが、
喉を通りませんでした。

15時過ぎに「警察署内は女性を収監する施設がないから」と
女性を収監する施設がある県警本部に移送されました。



そこに到着すると担当官が3人ほど来て服を脱ぐように言われました。
全裸になり身体検査が始まりました。

1時間ほどかけてピアスの穴やらネイルがついている数まで調べられ
唯一電話番号を覚えていた夫の電話番号を告げて私は檻の中に入れられました。

17時になると夕食が配膳されましたが、食べる気力もありませんでした。
有名な仕出し弁当の会社の弁当で、おかずはまぁまぁ味は良くごはんも温かかったです。

夜の19時過ぎにその日の当番の弁護士さんが接見に来てくださいました。
今現在会うことができる、唯一の私の味方でした。
私は泣きながら「夫に連絡して、借金がたくさんあるからそのうち督促が行くと思う。こんなことになって本当に申し訳ない。」と伝言をことづけました。

うつで不眠の私は常に飲んでいる薬がなくなったのはとても辛かったです。
3日後に来られた健康診断のドクターが薬を処方してくださるまで、抜け殻のように過ごしていました。

担当官はどの人も厳しいというよりもうパワハラ・いじめの域でした。
生理中で寝ている間にナプキンから漏れてしまって大声で怒鳴らている人もいました。
頼み事をしても「はぁ?聞こえんよ」とだるそうな顔をされることもしょっちゅうでした。


取り調べはほぼ毎日、午前と午後一日中ありました。
でも不思議なもので担当の刑事さんと話す時間はなぜか楽しみにすら思えてきていました。
施設では私語厳禁なので、唯一話ができる相手だったからです。
刑事さんは温かいお茶をいつも淹れてくださいました。
癒しにすら思えていました。
誕生日を檻の中で迎えた私に「おめでとうございます」とも声をかけてくださいました。

11月9日、その日はやってきました。

続く




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