モントルヴィックの小舟

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コラム
校正作業が終わり、目しんどいからしばらく休もう…とか思っていたら、仕事とプライベートでぎちぎちになってしまい、ブログの存在自体を忘れていた(おい)。自分の為の記録なのに、忘れるってどんだけ三日坊主よ;

〈モントルヴィックの小舟〉は、第三十一回小説すばる新人賞に応募した時の作品だ。400年後の京都を舞台にしたひょっこりひょうたん島的な物語で、環境や水の尊さといったものを題材にしている。
なので、堅苦しくならないように物語はコメディ色強めで、朝からハイテンションを保ちつつ、公募締め切りの二か月半ちょっとの製作日数で一気に書き上げた為、鼻血を出す勢いで毎日「だいじょうぶ、絶対に間に合う!」と自己暗示を掛けまくってなんとか書き終えた作品。
願いは口に出しまくると本当に叶う。自己暗示の力はすごい。
睡眠時間と寿命は大幅に削ったけれども(あと数年で死ぬ気がする)。

モントルヴィックの小舟は、夢で見た物語をもとに構成を練った作品でもある。あまりにもおかしくて自分の笑っている声で目が覚めたほどの内容だったので言語化。環境問題と絡めたのは、夢の舞台が未来だったからだ。
作中は様々な言語(中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、関西地方の方言等々)が出てくるので、環境云々のことを調べるよりも、そっちの方で時間を割いた記憶がある。

でも、好きなことだから苦じゃなかった。楽しく笑いながら書けた作品でもあるから、どんな手法になるかわからないけれど、いつか書籍化できたら売れる売れないにしろ、大事にしたい物語だ。そして知人に配りまくる(やめろ)
そんな夢を見つつ、次は何を書こうかと思案中。
書きたい話は沢山あれど、時間が足りない。あと、お金もない…(目かすむ)
それでも、小説を書かない人生なんて考えられない。
がんばれ、わたし。
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