文筆家占い師のぶつぶつ(3)ナガノさん

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言わずと知れたちいかわファンです。
というより、もともとナガノさんの自分つっこみクマのLINEスタンプが好きで、初期の頃から集めていたんです(出たよ、古参自慢)。
その時からすごい才能のある方だなあと思っていて、こんなに可愛くて楽しいのにシュールなイラスト他にはない!好き!と。
ちいかわでブレイクする前も、クマのイラストや食べ歩き漫画を逐一追ってました。
でもまさか、ちいかわがここまで流行るとは…。
え、だって、あれだよ?ちいさくてかわいいやつが毎日肉体労働してて、ふとした拍子に怪物になっちゃって、食べられたり襲われたり変な術にかかって売られそうになったり…(うっ、好き)
そういうの、子供は多分いけると思うんですよね。子供はグロとかシュールとか好きだから。
でも、それを子供に見せている親はどうなんだろう。ちいかわを「可愛くて癒されるほわほわ漫画」だと思って見せているんじゃないだろうか。
私は親じゃないですけど、子供が「あのこ」の暴力性を喜んで見ていたら、ちょっと心配になるかもなあ。
大体、セイレーン編のラストをどう説明するんだろう。

世界は残酷で、だからこそ美しい。
いいことも嫌なことも、不安も恐怖も喜びも奇跡も同じ地平に、同じくらいの重さで存在している。
だからこそ、一杯のラーメンが涙が出るほど美味しい。

ナガノさんの漫画のそういうところが好き。愛してる。
結局、考察でも何でもないただのファンレターでした。

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