感覚派か理論派か

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コラム
何か新しいことを習得するとき、
やりやすいやり方って人によって違うと思います。

私は根っからの理論派・・・と思っていた時期もありました。

私の場合演技についてなのですが。

先生や先輩がすっごくわかりやすく練習のやり方を教えてくれるんです。
これさえ守ればうまく聞こえるっていう極秘テクニックをいくつも!
でも、何度やっても違和感だらけの演技になっちゃって。
どれだけ頑張ってもキャラの演じ分けもできないし
理論で(ここはこうやろう・・・!)って思った瞬間滑舌悪くなっちゃうしで
正直向いてないのかな・・・って。

特にキャラの演じ分け。何をやっても声が変わるだけでみんなおんなじ。
一度自分の中にあるキャラを整理しようと思って簡単にシルエットを紙にかきだしてみたんです。

そしたらイメージが固まったのか、難なくできるようになっちゃってびっくり。

理論でここを上げで、ここで息を抜いて・・・ってやるより私にはあってたみたい。

でも、ここで勘違いしてほしくないのは
誰しも100パーセント理論派、感覚派に分かれるわけではないということ。

私の一番のミスは自分は100パーセント理論派だと思って、感覚を捨てきっていたこと。
感覚を生かすための考えを巡らせなかったこと。

たぶん私は8:2ぐらいで感覚と理論でなりたってるのだと思う。
演技に慣れてきたら、ここでこういう息を入れればこう聞こえるといった「理論」が必要になるのは間違いない。

だから私はこの先、理論を捨てずに、でも感覚派的にもとらえやすいタイプなんだと両方に目を向けていこうと思う。

理論派?感覚派?

いいえ、大事なのは両方の可能性が自分にあるのだと考えを広げること!
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