龍神様の起源とご利益

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コラム
自然崇拝から龍神は生まれた

私たちが神社仏閣などで目にする龍神は、古代中国で九頭の動物を組み合わせて、かたどられた想像上の神獣です。 龍の起源は諸説ありますが、中国東北部の遼河文明が発祥といわれており、実際、現代の龍神に通ずる形状の装飾品などが古墳から出土しています。 さらに辿っていくと、もともとの信仰は、川、海、湖、雨など「水」にまつわる自然崇拝からきています。 龍神を見るとわかるかと思いますが、波間や水面をうねうね、くねくねと流れるような「曲線」のさまは、蛇につながります。 水辺に住んでいた万能な動物 「蛇」を神格化させていった信仰が、龍神のベースになっていると私は提唱しています。

蛇信仰というのは、古代エジプト文明や日本の縄文文化でも見られました。
蛇は生きながらに脱皮をして生まれ変わるという生態が「不老不死」の象徴として崇められたり、ひと噛みで人間をもその毒で殺してしまうという恐れから、「破壊と再生」の象徴とされたりして、神格化されていったのです。

金運を上げる 風水とは?

龍神は「水神様」でもあります。 水不足が続けば稲が育たないので、龍神に雨乞いをしたり、逆に川の氾濫が絶えないところに龍神を祀ることによって鎮めたりと、水にまつわる祭事に深い関係があります。
地球は水の惑星ともいわれていますし、私たちの身体も60%は水分で保たれています。 「水」は私たちの命の源でもあり、繁栄を生む大切な自然神ともいえるでしょう。ここから「豊穣」という意味につながり、農耕で得られる五穀豊穣を
祈るために龍神が崇められるようになっていったのでしょう。そしていつしか「豊かさ」や「権力」の象徴から 「龍神は金運を司る」という流れが定着していったのです。
金運アップのためには、豊かさの象徴でもある龍神を味方につけること、つまり信仰することで、強力なバックアップが期待できます。 龍神が祀られている神社仏閣に出向いて祈願するのも良いですね。 また、龍神は蛇が元祖の神様でもあります。「宇賀福神」など蛇体の神様が祀られている神社仏閣もおすすめです。

龍神様がついている人は金運や対人運などが向上し、すべての物事がスムーズに進んで毎日幸せな日々を送ることができるでしょう。
物事の流れがやたらうまく進むなと思ったら、それは龍神様のおかげかもしれません。

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