死を考えるとき

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古い友人から連絡があった。

急に体調を壊し鬱で入院していたと。

ご飯が食べられなくなって毎日死のうか考えていたと。

今は回復して実家で養生しているとの事で一安心した。

『死』。

子供のころ、よく自分がいるか死んでしまうという事実が本当に怖くて一人で泣いている事もあった。

20代の会社が超ブラックでいじめもひどく、何のために生きているのか分からなくなってパニック障害と解離性同一性障害(二重人格)を同時に患った。

死のうと思ったが、当時出版されていた『完全自殺マニュアル』という本があって読んだら死ぬことの簡単さに今じゃなくていいやと思えるようになった。

会社では『完全自殺マニュアル』を読んでいる事が見つかり「おい、〇〇いつ死ぬんだ?w」と言われ、こいつの小ささとセンスの無さに笑った。

生きてやる。

そう思えて会社は辞めた。

30代後半に脳卒中を発症し、死にかけ、その後普通に暮らしていたが、ある時身体の動けないしんどさにトイレで下血、吐血、即奥さんに「救急車呼んで」と叫んだ。

食道が裂け、出血、重度の貧血に陥って死にかけていた。

もうここまで来るといつ死んでもおかしくないなという日々を送っている。

幸い霊視で亡くなった人の事を見る機会が多く、死後の世界に触れることもある。

死に対する恐怖とか後悔よりもいつか行く場所として今は過ごしています。
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